最新タイヤ事情

何度か書いた通りタイヤのチョイスが難しくなってきた。リーフの16インチに標準装着されているのはBSのエコピアである。採用の理由を2年前に聞いてみたら、当然のことながら「転がり抵抗が少なかったからです」。その際、私は「世界的に評価されているミシュランやコンチネンタルなど試してみましたか?」。

先日のこと。リーフの開発担当の方とタイヤの話になり「いろいろ試していますが、言われた通りミシュランは転がり抵抗小さいです」。リーフの電費の伸び悩み、タイヤだと考えているようだ。実際、フィットEVのミシュランや、デミオEVのヨコハマ(スカイアクティブ・デミオと同じタイヤ)の転がり抵抗は非常に小さいという。

ある自動車メーカーの技術者に聞いてみたら、今や世界規模で見ればミシュランとコンチネンタルが双璧で、ヨコハマも相当高いレベルにあるらしい。BSは冷間時の転がり抵抗と、荷重変化多い時に厳しいのだという(暖まった状態で荷重変化の無いローラーテストすると悪くない)。話を聞くと面白いの何の!

スタッドレスタイヤも状況が変わりつつあるようだ。私も長年「BS一等賞!」だと思っていたけれど、水野さんはGT-Rのスタッドレスタイヤにダンロップを指定した。BSを含め(今まではBSとダンロップだった)さんざんテストを行った結果、ダンロップだけにしたワケ。御存知の通り水野さんって妥協する人じゃない。

GT-Rの場合、本当にBSよりダンロップの方が良いのだろう。雪道だって荷重変化を常時している。アイスバーンの定常評価だけで解らないことは多い。今年はすでに大雪降ってスタッドレスタイヤのテストが始まっている。どうやらヨコハマの『アイスガード5』の評価高いようだ。転がり抵抗の少なさも魅力。

興味深いことにマイナーチェンジしたリーフのオプションカタログを見ると、スタッドレスタイヤはミシュランになっている。開発チームに「テストしたんですか?」と聞いたら「担当じゃないんです」。以前、リーフで雪道の試乗会を行った時のタイヤはBSで、選んだ理由を聞いたら「性能的に最も優れています」でした。

リーフの標準装着がミシュランでスタッドレスタイヤはBSだったら納得できるのに。今や誰もタイヤ選びの情報を教えてくれない。自動車メーカーも「大人の事情」で、不思議なタイヤチョイスをしてくる。信用できるのは水野さんくらいです。私も情報だけで無く、実際にタイヤをテストしてレポートしようと思う。

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2 Responses to “最新タイヤ事情”

  1. 土浦の裕紀(ひろのり)(30歳) より:

    リーフ標準装着のブリヂストンECOPIA EP150 205/55R16は標準装着のタイヤなので、あまり転がり抵抗低減だけに重点を置けないタイヤなのかなと思います。
    転がり抵抗の低減指数だけならブリヂストンECOPIA PZ-X 205/55R16の方が上だと思います。
    カタログにはECOPIA EP100よりECOPIA PZ-Xは7パーセント転がり抵抗が低減されたと書かれています。
    リーフの205/55R16のサイズがあるかわからないですが、ヨコハマタイヤのブルーアース1はECOPIA PZ-Xよりも転がり抵抗指数が低減されているかもしれません。
    でも何故リーフは標準装着のタイヤサ ズを電費面で不利になる17インチサイズに変えたのでしょうか?
    205/55R16のワンサイズ限定でブリヂストンはECOPIA EV-01とゆう電気自動車専用(ほぼリーフ専用)のタイヤまで発売したのに。
    スタッドレスタイヤに関しては、ブリヂストンのブリザック レボGZよりヨコハマタイヤのアイスガード5の方が転がり抵抗は低くそうな気がします。
    今でも多くの車に履かれているヨコハマタイヤのDNA ECOSよりスタッドレスタイヤであるアイスガード5の方が転がり抵抗が低いとゆう事は大きな驚きです。
    8年くらい前まではヨコハマタイヤのDNA ECOSはエコタイヤのトップモデルでしたから。
    タイヤに関しては、奥がかなり深く、入念にテストしないとなかなかわからない世界ですね。
    是非、リーフに185/65R15や195/65R15の標準装着より細めのタイヤ+軽量アルミホイールでどのくらい航続可能距離が伸ばせるかテストしていただきたいです。
    個人的な予想だと185/65R15のECOPIAやブルーアースやTOYOのナノエナジー等のエコフラッグシップモデルのタイヤなら30kmくらいは航続距離が伸ばせそうな気がしています。

  2. 国沢様
    はじめまして。
    わかりやすい文章を書く国沢様のファンです。
    ワタクシ、北海道在住です。
    今シーズンの積雪の多さにはビックリしています。
    マジェスタi-FOURに3シーズン目のBS ブリザックGZを履いています。
    三年目でも効きます。
    北海道では冬はBS信仰が強いですね。
    他のメーカーも性能がUPしましたが、
    アイスバーンの効きが違います。
    今年のダンロップがいいという人もいます。
    中古のマシンばかり、10台くらい持っていて、
    タイヤの性能テストを実施しています。
    夏はメルセデス230SLK Kompressorのフロントとマジェスタにアドバン・NEOVA AD08を履いています。
    ダイハツ・ムーブにはAD07、
    R2 S/CにはAD05/06を履いています。
    タイヤマニアです。
    かつては冬に外したネオバを、
    枕元に置いて寝ていました。
    色々履き比べると、
    メーカーの特徴がわかって面白いです。
    USA時代に乗っていたメルセデス450SELには、
    GOOD YEARのイーグルGT+4を履いていました。
    4万マイル(6.4万キロ)持ちました。
    ユーザーも、
    タイヤを履き比べてみるべきだと思います。
    軽自動車はタイヤが減らないので、
    グルグルと使いまわしています。
    マシンとタイヤの相性もアリマス。
    タイヤレポート、
    期待しています。
    CASHFLOW101

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