ヒュンダイの試乗会で済州島へ(12月10日)

初めて韓国のメーカーとお付き合いをした。試乗コース全部(済州島一周約200km)の曲がり角にデカい看板を設置したり、今回のためしか使えないようなイベント名が入ったメモ帳を作ったり、行く先々に歓迎のバナーが出ていたりするなど、相当気を使っているように思う。しかし夕食が終わると毎晩その場でお開き。

お酒でも飲みながら歓談しましょう、というようなことはない。プライベートなハナシも全くしようとしないのだ。あえて深く付き合わないようにしているように感じる。クルマの方はデザイン以外、十分日本で売れるクオリティに達していると思う。でも自動車を買うということは、大げさに言えばその国の文化を愛でるようなもの。

ホンキで日本市場に参入してくるなら、ケンカしてもいいからもっと深く付き合うべきじゃなかろうか。ま、長いお付き合いになる隣国だから、ジックリ行きましょうか!

後日談です。2001年1月17日 新規参入してきたヒュンダイだが、すでに価格も発表。雑誌には試乗記事も出ている。ヒュンダイジャパンに電話して反響を聞くと「まだ全然判らないんですよ」という。営業を始めたディーラーは3店舗。しかも試乗車さえ用意出来ていないそうな。ただ問い合わせは非常に多いとのこと。

「国沢さんが記事に書かれていた韓国の試乗会でヒュンダイのスタッフと飲み比べしたかった、と言う点、気になったので本国に問い合わせてみたら、気を使って早めに解散したと言っていました。まだ日本のジャーナリストの方々とどうやって付き合って良いか判らないみたいですね。次回はトコトンやりましょうか? ビール4リッター飲んじゃうヒトもいますから。

韓国のヒトはお酒、強いですよ」。あらあら。2,8リッターくらいにしておいて欲しい。ワタシはロッテホテルの韓料理屋さんで飲んだ濁ったお酒が好きです。4月に『XG』と呼ばれる大型セダンと(これ、けっこうカッコいい)、エラントラの5ドアも追加するとのこと。

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