メディアの役割

ANAを卒業したB747はモハーベ空港でストア(保管)されるのかと思っていたら、大半がテューペロ空港への片道切符でございました。最後まで残った3機のウチ、JA8966が1月18日にアンカレッジを経由して到着してます。テューペロ空港に到着した機体は、基本的に解体される。

解体されるANA塗装のB747-400

なのになのに! 現地のウォッチャーによれば、ビッカビカに磨き込まれていたという。解体されることが解っている機体を磨くのは日本くらいのものらしい。今まで無事に飛んでくれた感謝の気持ちかと。美しい精神だと思う。飛行機関係の仕事してる人達はプライドがあるな、とシミジミ感じます。

同じく海上自衛隊でフネを動かしている人も、普通の人がイメージするよりずっと実直に取り組んでいる。TVでは操船をしていない釣り船の乗客のコメントを最大限に扱っているけれど(そもそも衝突するまで気づいていない)、事故現場海域に負けないほどフネが行き交う東京湾では考えられないこと。

自衛艦は第一戦速(約18ノット)で巡航しているのに対し、釣り船は速度を上げたり下げたりしている。「追い越し船は避行義務がある」と言うTVもあるけれど、あくまで「同じ進路と速度を維持するフネ」なら避ける、というのが原則。速度をめまぐるしく変えながら走る船は、大型船からすればいかんともしがたい。

とメディアを批評している私ながら、夜はメディアでコメントする側であります。間違った情報を流さないようにしなくちゃ! と引き締めてスタートするも、生中継だしモニター画面は悪天候で見にくいし‥‥。序盤からフォードをシトロエンと見間違える失態。使っているタイヤだって入ってくる情報と違うようだ。

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楽しかったっすね

さらにモリゾウ選手から「私に対して上から目線なんだよなぁ〜」とイジられてしまう。イジる方は得意なんだけれど、イジられると弱い。されど何とか体勢を立て直すことに成功。いくつかの厳しい意見は頂いたが、多くの方々から「楽しかった」とか「あっという間だった」とコメント頂き、良かった良かった。

興味深いことにモリゾウさんが他の自動車メーカーに与える影響は非常に大きいようだ。そらそうだ。トヨタがクルマ好き路線を全開で突っ走っている。他のメーカーだって意識せざるを得まいでしょう。こういった機会を通して自動車好きの皆さんに素のモリゾウさんを見て貰えたら嬉しい。

モリゾウさんに限らず、現在日本の自動車メーカーのTOPは、かつてないほどの人物が揃っていると考える。オートックワンの「社長に訊く」を改めて読んでくださいまし。日本の自動車業界は少しずつ良い方向に向かっていると思う。


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