後付け後方&側方警戒レーダーが安価に実現出来る可能性大

驚いた! クルマ用の後方&側方警戒レーダーすらやっと普及し始めた段階なのに、自転車用が発売されたのだった。ガーミンで予約注文を始めた後方警戒レーダー、機能はクルマ用と全く同じ。後方に向け24Gヘルツのセンチメートル波を飛ばし、反射波拾って表示するというもの。おそらくレーダー本体は自動車用と全く同じ部品を使ってると思う。

Jリアビューセット

機能を見ると10~160kmの速度域において、接近してくる自動車を140m。バイク100m。自転車を最大13mの距離で最大8台まで認識するそうな。なかなかの性能です。ちなみに自転車の後方に向けてセットする機器は赤いLEDライトが付いており、接近すると点灯パターンを変化させて存在感のアピールをしてくれるというから素晴らしい。

文頭の「驚いた」は価格。何とレーダー内蔵の後方警告灯と、ハンドルに設置する表示部分のセットで3万6800円だという。高い高いと思っていたレーダーも、大幅に安くなったものだと感心しきり。この装置、自動車に付けても有用。ナナメ45度程度後方に向けてセットしておけば、後付けブラインドスポットモニターとして使えることだろう。

もっと言えば、このセンサーを二つ使い、自動車用の後付けシステムなど作ったら面白い。現在後方&側方警戒レーダーは5万円程度のオプション。本当に危険なのは右側方だけ。よってレーダー一つのシステムで2万9800円。二つで4万9800円くらいなら十分作れると考えます。いやいや電子装備、ど~んどんコストダウンしていく。

この調子なら自動車の周囲にセンサーを巡らせることなど簡単になるかもしれない。

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