トヨタ2トントラックに自動ブレーキ! 頑張らなアカン日産になる?(7日)

朝から南千葉サーキットでシェイクダウン。早朝は降ってなかったのだけれど、走り始める頃にゃ横殴りの雨でございます。初めて全開したのだけれど、音量こそ小さいものの期待以上に良い乾いた音を出す。33口径リストリクター+ノーマルコンピューターながら、燃調全く問題無さそう。さすが吸気量を正確に計って必要な燃料を吹く直噴エンジンだけある。

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もうですね、いろんな意味で予想以上。期待以上。何より乗っていて楽しい! ベース車両のWRX S4も素晴らしく楽しいけれど、そいつの濃さを10倍にした感じ。車高はノーマルの20mmアップながら、全く腰高に見えません。車体の挙動もモンク無し! 本日、ゲストの方が試乗したけれど 「欲しくなった!」と言って頂けたので嬉しかったす!

絶対的な出力こそ280馬力に絞られてしまうが、車体に600万円くらい掛かってる。これほど楽しいクルマなど無いと思う。ハンドル切ったらポルシェやフェラーリ上等ですから。いろんなヒトに乗って頂きたいのだけれど、なかなか機会を作れません。こんな楽しいクルマをラリーに気合い入れてるトヨタが作れるようになったら、もはやライバルは生き残れまい。

本日、興味深いニュース二つ。一つは警察の自動運転に対する見解が発表されたこと。曰く「無人運転やハンドルの無い車両はダメ」。妥当かつ常識的だと思う。少なくとも専用道路でない公道で10km/h以上出すことは物理的に無理だと考える。このあたり、何度も書いてきたこと。ただ専用道路や、交通手段の無い地域などの低速完全自動運転は無人で良いと思う。

二つ目にトヨタ・ダイナのマイナーチェンジで自動ブレーキをラインナップしてきたこと。不勉強で知らなかったのだけれど、自動ブレーキと横滑り防止装置を両方装備したトラックは525万円までの取得価額分が免税になるという。初回重量税も75%減税。トラックの価格って値引き大きく”時価”に近いけれど、ライバルと比べた時に十分な競争力を持つらしい。

これで今後任意保険料まで安くなれば、皆さん自動ブレーキ付きを選ぶことだろう。しかもミリ波レーダー+単眼カメラという本格的なシステムだ。「やっちゃえ日産」でNV350に自動ブレーキ付けて先行したと思ったのに、抜かれちゃいそう。これでハイエースにミリ波レーダー+単眼カメラのシステムを入れてきたら「頑張らないアカン日産!」でございます。

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