カローラのクロスオーバー『TREK』デビュー。気になる最低地上高は?
欧州トヨタがカローラツーリングベースのクロスオーバー『TREK』を発表した。何度か「どうしてトヨタはクロスオーバーをやらないのだろう」と書いてきたけれど、やってましたね! 下の写真だと少し解りにくいものの、欧州トヨタのリリースによれば車高を20mm上げ、樹脂製のフェンダーアーチモールを付け、若干の樹脂部品を加えたとある。標準車より魅力的です。
詳細なスペックは公表されていないものの、仮に車高を20mm上げたとすれば、標準車だと130mmの最低地上高が150mmになるということか? だとしたら超残念です。なんでスバルやボルボのクロスオーバーは人気かといえば、SUVに勝るとも劣らない最低地上高を確保しているからだ。例えばボルボV60クロスオーバーの最低地上高、210mmもある!
スバルもアウトバックやXVは200mm。200mmあると明らかに「凄いね!」と思う。ちなみに180mmより少ないとクロスオーバーとしちゃ中途半端だ。というか「なんちゃって」のドレスアップカーに過ぎない。もしカローラTREKが欧州で売れたら、単なる私の思い込みなのかもしれない。されど予想より売れないとなれば「ユーザーの気持ちがわかっていませんね!」だと思う。
とはいえ日本なら「なんちゃって」でも売れるかと。ぜひ日本でも出したらいい。ちなみに個人的には何とか頑張って180mmくらい確保して欲しいと考えます。もしかすると「ルーフレール付きで1550mmを下回りたい」という「角を矯めて牛を殺す」ような意見も出るかもしれないが、それじゃ何のためのクロスオーバーか解りません。デザイン的にも、も少し車高あったほうが良いかと。
<おすすめ記事>