新型レクサスGXに試乗。ランクル250と共に「最後に乗る純エンジン車」候補となります
今回、お披露目されたレクサスのなかで最も気になったのがGXである。多くのクルマ好きにも同意していただけると思う。ちなみに従来型のGXはランクルプラドのレクサスバージョンだった。フロントグリルと内装の加飾でレクサス風に仕立て、ディーゼル嫌いなアメリカ市場を考え、燃費より滑らかでパワフルさを追求した4.8LのガソリンV8エンジンを搭載していた。
そしてランクル300の兄弟車となるLXよりひと回りコンパクトなモデルという位置づけ。LXとの違いは「大きさと価格」ということになる。1年ほど前からウサワされるようになった新型GXはどんなクルマになるのかと注目されていたのだけれど、発表されてびっくり! 何とLXと同じプラットフォームを使い、LXとほぼ同じボディサイズ。大きさで違いは出せなくなった。
もっといえば、安くしたらLXの廉価版になってしまう。高い価格を付けるとキャラかぶりする。そのあたり、レクサスも真剣に考えたのだろう。LXはオフロードに軸足を置いてきた。<続きを読む>
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