BYDが2025年中のPHEV日本導入を発表しメディアは騒いでいるけれど、やっぱり売れないと思う
BYDは2025年中にPHEVを投入すると発表した。2024年から本格的な日本戦略をスタート。有名タレントを起用し、少なからぬTVCFを流すなど相当な宣伝予算を投入したBYDながら、年間販売台数は2223台に終わった。この中にはディーラー試乗車やBYDジャパンの登録車が相当数含まれていると思う。おそらくBYDの期待値に大きく届いていないと思われる。
このままじゃ納得出来ないBYDとしては、様々な戦略を考えていることだろう。昨年あたりから「日本市場は電気自動車よりPHEVか?」みたいな流れになっていたことは想像に難くない。とはいえ日本市場にPHEVを入れる計画を立てていなかったし、日本の法規をクリア出来るPHEVも存在していなかった。急遽日本の法規にあったPHEVの開発に着手したようだ。
そいつが今年後半出てくるという寸法。少し先読みし、今年のオートサロンで発表すると予想したけれど、間に合わなかった様子。価格は400万円程度になると思う。果たして売れるだろうか? 残念ながら厳しいかと。何度か書いてきた通りBYDに対する信頼感が無い。すでに「ありかも」なんて紹介するメディアも出てきたけれど、私は信じていないし推奨する気にもなれない。
「中国だから」というより「BYDだから」です。テスラと同じ扱いだと考えて頂いてよかろう。そういった点では電池メーカーを教えないメルセデスやVWも同じ。ユーザーが聞きたい事を、しかもバラして部品を見れば解る事まで隠すという姿勢は全く理解出来ない。そもそもユーザーの不利益になる可能性のある事を隠すクルマに命なんか預けられないです。
400万円という金額は、信用出来ないと買えない。これが200万円を切ってくれば「ダメモト」精神を発揮出来ますけど。日本市場、電気自動車だけでなくPHEVも受け入れていると言いがたい。プリウスPHEVなんか良いクルマだし、価格だって390万円。けれど思ったような台数じゃありません。私が「BYDどうよ?」と聞かれたら、瞬時も迷う事無くプリウスPHEVをプッシュしておく。
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日本においての自動車ビジネスは価格の前に信用が大事、という事が一般のクルマ購入者に浸透しているという事ですねえ。いつ撤退するか分からないメーカーのクルマを買うのは出来ない。5年で撤退・残価ゼロと仮定すると、100万円が限界だろうか。
信頼なきメーカーのクルマは売れない。本当にそう思います。
金欠のオイラだってですよ、
400万の新車BYD-PHVと100万の程度の良い中古トヨタプリウス、タダならどちらを選ぶ? と聞かれたら、断然後者を選ぶもん。
BYDでのカーライフは全く何もイメージできないけど、中古プリウスならネオチューンを施せば、安全でエコでご機嫌なカーライフが妄想できますから。
BYD のPHEVですか!
HVとPHEVトヨタが四半世紀掛けて完成させた先端技術です。
欧米各社のPHEVもヨーロッパに比較して猛暑の日本ではトラブル多発しています。