11月の販売台数

11月の販売台数が発表された。良い方から三菱(120%。対前年比)、ホンダ(116%)、トヨタ(111%)、日産(102%)、スバル(98%)、マツダ(97%)、スズキ(95%)という順。ここまでは、まぁバラ付きの範囲内といっていい。厳しいの、ダイハツ(68%)とレクサス(63%)である。レクサスの場合、LS460を投入した前年の台数が多いという理由もあるけれど、逆に考えればGSやISをフルモデルチェンジするまで台数増えないということ。トヨタも危機感を持っているのだろう。日本に導入する予定をしていなかったRX(日本名ハリアー)を来年に導入したり、ミドルクラスのハイブリッドセダンを開発しているなど本格的なテコ入れ開始といった雰囲気。けれど現在のような「なんでそんな高いの?」という価格戦略を続けているウチは成功しないと思う。今売っているモデル、全部トヨタ車と同じ乗り味なのだ。レクサスというブランドに100万円出す気にゃならない。笑えることに日本じゃイマイチ盛り上がらない『J.D.パワー・アジア・パシフィック』のKY調査でレクサスが満足度No1になった。調査項目を見たら、他より圧倒的にお金掛けているディーラーそのものの評価や、売っているクルマの商品知識(わずか4車種しかないのだから当然?)で圧倒的に高い満足度を得ている。ハード面を追求しない限りレクサスの成功は遠いと思う。

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