クルマを手放す好機到来です。不人気車も高値が付く可能性大きい

クルマを手放す場合、基本的に2つのアプローチがある。次に買うクルマのディーラーや中古車店に下取って貰う方法と、買い取り専門業者を使うこと。オーソドックスなのは「下取り査定額と買い取り業者が提示してくる金額を比べ、良い方を選ぶ」です。一般的に不人気車などは買い取り業者よりディーラー査定が。人気車種は買い取り専門業者が良い金額を付けてくれる傾向。

直近の傾向を見ると、完全な中古車不足になっている。只でさえ半導体不足で新車の販売台数減っている上、海外の中古車業者が円安を追い風に積極的な買い注文を出しているからだ。なんせ円安により実質的に日本車は15%前後安く買える。ロシアの場合、西側の自動車メーカーが全て生産を止めたため、中古車を輸入する以外、打つ手無し。新車に近い高年式車にニーズ急増中。

ディーゼルの輸入車は超人気車種です

長い前置きになった。もしクルマを手放そうと思っているのなら、今や好機到来といってよい。1年前と比べ最低で10%。人気車種だと20%以上高い買い取り相場になっている。この1ヶ月ほどで何人かの知人がクルマを手放しているけれど、金額聞いてビックリ! 特にコンディション良くて走行距離の少ないクルマは「手放さないと損ですね!」と思える価格が付く。

以下、高く手放すテクニックを。まず一括査定サイトにアクセスする。するとたくさんの業者が出てきます。多ければいいかとなれば違う。時間掛かって面倒なだけ。私の経験上、魅力的な価格を付けてくれるのは『ビックモーター』と『ネクステージ』。この2つをベースに、専門分野に強い業者(ミニパンや軽自動車、輸入車、高性能車など)を2つくらい加えればいいと思う。

一括サイトで申し込みすると、すぐ電話が掛かっている。見事なレスポンスです。出張査定しましょうか、と聞いてくるから頼めばよろしい。査定には30分くらい掛かるため、30分ずつズラしてして来て貰う。最初にビックモーターかネクステージをすすめておく。どちらが先でも、欲しいと思う物件であり「もう一社にお願いしている」と言えば、終わった後、待っている。

最終的にお互い譲らなくなる。そらそうだ。中古車不足の折、売れそうなクルマを買い取れば利益を上げられますから。ビックモーターとネクステージ,どちらも熱心な人が多い。売る側としてみれば高い方に売りたい。そんな時に先方から提案されるのが『入札』と『セリ』。入札は文字通り一発勝負。お互い金額が解らないようにして同時に提示する。売り主は高い方に決める、というもの。

セリはお互い金額を提示し、1000円ずつ上げていくという方法。ビックモーターは前者を。ネクステージが後者を得意とする。私は一発で決まる入札を好む。お互い、気持ちよく勝負を付けたい。そもそも入札かセリになった時点で、すでに買い取り相場としてはMAXに近づいている。違うとしても2~3万円。だと思う。ビックモーターとネクステージの金額が納得できなら、専門業者を待つ。

ジェイドも高い値が付くらしい

不人気車についちゃ妙案を持たない。私は常に人気車を買うことを推奨している。不人気車、手放す時が一番厳し修行。「ぜひ買い取りたい!」と言われるのと、値切られるのでは気分的に全く違う。まぁリセールバリューを期待できない不人気車を買う人は納得の上だろうし。「損を承知で自分好みのクルマに乗る」も、クルマ好きの王道だと思う。そんな不人気車でも今は好機です。

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2 Responses to “クルマを手放す好機到来です。不人気車も高値が付く可能性大きい”

  1. TONO より:

    巣ごもり特需の消滅により、パソコン·モニターの出荷台数の減少
    また、暗号通貨の価格下落によりマイニング用グラフィックボードの出荷量も減少
    以上の理由などにより、来年ぐらいからは半導体不足は過去のものとなるそうです
    国沢さんおっしゃる通り、まさに今ですね!
    まあ、不人気車に乗っている私にとっては関係ない話ですがwww

  2. ばんちゃん より:

    4年落ち5万キロのアウトランダーPHEVの残価率77%でした。ディーラーでの下取りが51%でしたので100万以上の差がありました。不人気車と思ってたRVRとかでも買い取りでは高値のようです。

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