ついに今後10年間、日産の主力になるだろう1500cc3気筒ターボのeパワーが出てきました!

日産の新世代eパワー、ヨーロッパでキャシュカイ(エクストレイルの兄弟車)に搭載され先行発表されましたね! 1500cc3気筒のVCターボで154馬力! 以前よりアベレージ速度低くなったヨーロッパとはいえ、絶対的な出力が必要。154馬力あればアップダウンあっても余裕で130km/h+αの巡航出来るし、モーター出力も187馬力あるから加速だって良いと思う。

気になる1500ccのVCターボだけれど、いわゆる可変圧縮比。リンク機能使い、ストロークを熱効率やパワーベストに最適化するというもの。eパワー用は開発段階で熱効率50%を目指したと聞いている。まだ燃費など発表されていないが、おそらく130km/hくらいまでであればトヨタTHS2やホンダの2モーターより燃費良いかもしれない。リッター100馬力の低燃費エンジン、いいね!

このパワーユニット、当然ながら次期型エクストレイルに搭載される。エンジンやモーター出力はキャシュカイと共通だと思う。出力を変えにくいトヨタのハイブリッドと違い、エンジンを発電機としてだけ使うeパワーは複数のスペックを作り分けられる。大容量電池と組み合わせることで、リーフe+用の218馬力モーターだって使えることだろう。発展性あります。

何度か紹介してきた通り、欧州は完全電気自動車になるだろう2030年代まで、実需としてのガソリン使う低燃費車のニーズが出てくる。最も優位になるのはトヨタだけれど(ホンダもポテンシャルあるがいかんせん倉石体勢は利益率低い欧州市場に対する熱意無し)、これで日産(ルノーも?)も10年近く続くだろう駆け込み需要に答えられる。上手に売ればけっこうイケるかと。

詳細は明日にでも。

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