タイヤ選び難航

まだ3代目のセルシオを持っている。ほとんど乗らないので走行距離は1万1千km程度。それでもタイヤって経年劣化してい
く。もはや交換しないとダメ。ということで「どうしようか?」と考えたら愕然としましたね。どのタイヤを選んだらいいのか、全く解らないのだ。一昔前まで新型タイヤがデビューすると、たいてい試乗した。

試乗会無くてもタイヤメーカーの広報担当者と交流あったため、頼めば気軽にテストだって
させてくれたのだった。しかし今やブリヂストンの広報すら知らない。当然のことながら試乗する機会無し。新車装着のタイヤってブランド名こそ同じながら、構造からして違いますから。今売ってるタイヤ、数銘柄しかテストしてません。

タイヤの情報についちゃ私は読者諸兄と全く変わらないワケ。それほど自動車ジャーナリストとタイヤメーカーの距離は大きくなってしまっている。話を戻す。皆さんどうやってタイヤを選んでいるのだろうか? セルシオのタイヤを交換しようとネットで225/55R17のタイヤを探してみたら、価格差超大きい。

一番安いのは中国の『トライアングル』というメーカーで1本3100円! 中国タイヤ安いと以前も書いたけれど、改めて驚く! BSレグノだと1本2万3800円。この間から選ばないとならぬ。ネットで見るとレビューもたくさんあるが、知っているタイヤの評価を見ると「う〜ん」。ほとんど当てにならない。タイヤの評価って難しい。

先日ベストカーでテストしたトコロ、中国格安タイヤも案外普通に走った。乗り心地だってすり減った日本製タイヤよりずっと良好。しかも日本の道路環境は速度域低い。加えて12年モノのセルシオとなると、タイヤによる燃費差など無視出来るレベル。3100円のトライアングルを試してみようか、というイタズラ心も出てくる。

いや、中華タイヤもウリナラ(韓国語)タイヤも今の状況だと心情的に買いたくない。となれば親日国である台湾タイヤかタイ国のタイヤか。面白いことに台湾のタイヤもタイのタイヤも購入出来る。果たしてどのタイヤを買おうか? 精一杯情報を集め、10日間くらいで結論出そうと思います。

まぁ私のようなクルマ好きがそんなタイヤを選ぼうとしているのだから、日本のタイヤメーカーは厳しいかもしれない。もちろんプリウスやリーフには中華タイヤを履かせようとなんて思わないけれど、これまた日本のタイヤメーカーが情報を出してくれません。今のままだと転がり抵抗の少なさで頑張るハンコックに負けちゃう?

追記・昨日のTOPの内容について「車重が間違っているのでは」という指摘ありました。VWジャパンで確認したところ、ゴルフ7の1,4リッターの3ドアの7速DSG車は68kgのドライバーと7kgの荷物、90%の燃料を含んで1288kg。日本流なら1178kgである。ゴルフ6の1,4リッター5ドアの7速DSGで1290kg。

VWのWeb

ゴルフ7の5ドアが未発表なので重量差は不明ながら、3ドア+22kgの1200kg程度だろうか。90kg程度の軽量化を実現していると考えていいだろう。いずれにしろ強烈な軽量化であることは間違いなし。ちなみにオーリスの1,8リッターは1280kgです(車幅やホイールベースは20mm程度小さい)。

・ECOカーアジアは「28,8km/Lの新型ワゴンR登場!

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7 Responses to “タイヤ選び難航”

  1. アミーゴ5号 より:

    4年前、当時18年目のHCR32スカイラインに、ヨコハマdbを履かせました。経年劣化を高級タイヤで補う作戦でした。
    結果は、家の前の道路が、まるで舗装し直したかように乗り心地が良くなって、本当にビックリしました。
    相手が友人知人なら、国産高級タイヤを勧めます。
    でも国沢さんには、是非とも最近カー用品店で幅を効かせ始めた大陸性をご賞味いただきたく!
    (・o・)ゞおちょっかいではなくマジです。でっかいホイールに激安タイヤの組合せがトレンドみたいなので。

  2. contrapunktus より:

    ゴルフ7の目方、VW de.のスペックは私もあれ⁈ と思いましたが、注1)をよく読むと68kgの運転手、7kgの手荷物、燃料タンク90%を含むと記されているような。合計で110kgくらいになるので、国沢さんの仰る1,050kgはあたらずとも遠からずと思ったのですが?

  3. 小林 英弘(携帯) より:

    私のオススメはヨコハマのADVAN dbです。面白味はないかもですが、とにかく良いタイヤです。

  4. さね より:

    自分の車にはかしているのブリジストンのプレイズです。楽々とゆう言葉に踊らされて… タイヤ乗り比べできないので、純正との比較になりますが、純正より燃費が少し落ちる以外はとても満足です。なんてゆうかタイヤで走りの特性が変わりまくるサスペンションてどうかと個人的には思いますが…。特注セットアップしたタイヤにしないと無理か日本車のシャシーは。有り物改良で安く信頼性でいくしかないですからねぇもう。ゴルフ7に早くも重いとか情報が誤りとかでてますが、日本の乾燥重量で比較したらやっぱり軽いでしょう。1050キロとゆう装備が質素なグレード、確かに本国ではあるみたいだし。 ゴルフ7がかりに走りが少々しょぼくなってたとしても、やはり驚異的自動車でしょう。日本車頼むから自慢気に欧州車を超えたとか恥ずかしいことゆってないで、己を知って改革出来るとこから頑張ってください。普通のファミリーカーこそハンドリングとかやらゆわれる動的資質や、乗り心地が優れているべきと思います。スポーティーとか解釈は色々ですが、FF、FRは当面勝てなそうなので、スバルみたいに優れてコストも安い優れたトラクション4WDシステムで対抗するのも手だと思います。エンジンはしばらく古い使い回しで信頼性抜群でいきゃいいでしょ。なんてたって自慢の低燃費技術と優れた加速とメーカーが豪語してる、低燃費技術CVTあるし。個人的には?だけど、これも使い回して信頼性と(信頼性、耐久性あるのか?)ゴルフ7を超える低燃費で(豪語するからには実燃費ゴルフ7軽く超えるぐらいすごいんでしょきっと)でしばらくは頑張ってください。こう考えるとマツダの技術を買った方が早い気もしますが、使い回して安く信頼性でしのいで頑張ってください日本車。超えてるのか確か日本車は欧米勢を!メーカーがゆうぐらいだし、涙でてきますね裸の王様みたいで。しかし欧州車超えたとか並みとか恥ずかしさ満点の表現は止めてほしい、同じ日本人として恥ずかしい。どっかの近隣の半島の民族の特徴そのもののようで…。超えてたとしてもそれが普通ですぐらいの態度とるのが、日本民族らしいと思うし。やっぱり己の実力を正確に知ってこそでしょう…。ある意味特権階級エリート族になっかのような烏合の衆が集まった、ある意味ギャグをかます、ある意味凄い大会社になったなぁ。先生は好きみたいですが日産も 同じギャグだな。

  5. 小林 英弘 より:

    ゴルフ7のお話ですが…
    前に何回か言いましたが、何故どの自動車専門誌も自動車評論家も「外車」に関して以下の事を一言も書かない&言わないのでしょうか? 私にはそれが不思議で仕方ありません。
    ・「日本仕様」なのに「右ワイパー&左ウインカー」
    ・全般にキープコンセプトでマンネリなデザイン
    ・簡易ナビすら取付け出来ない一部車種の内装デザイン
    どれも「国産車」ならプレスリリースの段階で即座にボコボコに批判されるでしょう。
    国産車に対しては重箱の隅を突付く様にどこかで何とかダメ出しする一方、外車に対しては…
    ・そもそもが高速走行重視の設計
    ・ガソリンも基本ハイオク
    ・スタート価格もやっぱり高いし…
    等のネガティブな部分は全て無視して良い所だけを列挙して誉めまくり、その勢いで最終的にそのクルマそのものを「やっぱりVWは素晴らしい!(←VWはあくまでも一例です)」と好評価する傾向は何なんでしょう?
    もしゴルフ7が「右ワイパー&左ウインカー」で国内販売されたら、残念ながら私は「VWは日本人を舐めてる」と思います。逆に考えれば皆様もお分かりになりますよね?
    PS:先月末の豪雨落雷でモデム破損してインターネットがしばらく使えませんでしたが、今日の仕事帰りに無事復活しました! 皆様も落雷には気をつけましょう!

  6. 髭男 より:

    愛車のタイヤもそろそろなんですが、それだけ価格差が有ると考えてしまいますね。
    以前の愛車でタイヤを替えてビックリする程乗り心地や騒音が変わった事があって、それ以来わりと値段が高目のモノを選んで来ました。
    安心感も買ってる感じだったかな。
    今履いてるレグノをそのまま買い換えるより、少なくとも数万以上は(半分以下)助かる訳ですから。
    国沢さんに試して頂いたら考えようかな(笑)

  7. 土浦の裕紀[ひろのり] より:

    国沢さんセルシオも所有されていたんですね。
    セルシオだと、ブリヂストンのエコピア PZ−Xなんかが1番オススメで乗り心地も良いと思います。プリウスに履かせているブルーアース1との比較も出来ますし。
    普通のブルーアースやスニーカー エコピアなどのミドルクラスタイヤでも良いと思います。試しに台湾メーカーのタイヤにチャレンジするのも良いかもしれないですね。多少 不安や心配はありますが。。

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