トヨタの怪しいアルミテープの件その2

昨日紹介したトヨタの「アルミテープを貼ることによる性能向上」だけれど、国際特許が出てましたね~! 国際公開番号WO/2015/064195となり、昨年5月7日に公開されている。電荷(プラスとマイナスのパワー)という”引力”のようなチカラを制御するための付加物だと考えればいいと思う。車体に沿った空気の流れも電荷という”チカラ”が影響しているそうな。

国際特許に書かれている内容を以下、引用してみた。当然ながら車体は常に電気を貯めている。空気の流れは正の電荷を帯びており、引力のように車体にまとわりつく。そいつをアルミテープで自己放電させることにより引力を解放して車体から剥離させるという内容。そいつをアタマの良いヒトがキッチリ説明したのが下の文章でございます。なるほど。

車体が正に帯電することに起因して、正の電荷を帯びた空気流が、車体の外表面から剥離することを抑制することができる車両およびその製造方法を提供する。路面に対して絶縁状態に保持されている車体30が、走行することを含む外部要因による静電気で正に帯電する車両において、走行時に前記車体30の周囲に流れる正に帯電した空気流が、前記帯電した車体30の表面に沿った流れから前記表面から離れた流れに変化し始める剥離形状の箇所のうちの少なくとも何れか一つの特定部位の正の電位を、該正の電位に応じて負の空気イオンを生じさせる自己放電により中和除電して低下させる自己放電式除電器12,31を備えてい る。

電荷は全ての”引力”をコントロールしているため、上手に自己放電式除電器(アルミテープ)を貼ることにより、様々な効果を生み出せるという内容だ。電荷のパワーはそんな強いのか思う反面、確かに空気のような軽い物質に影響を与えるかもしれません。とりあえずマユツバものでないことは間違いないような気がしてきた。継続的に取材していきます。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ