ノーベル賞を取った真鍋さんはアメリカ国籍を選んだ。我が国はルネッサンスを真剣に考えるべきです

真鍋さんという方がノーベル賞を受賞した。日本のメディアは例によって凄いぞの連発ながら、もっと冷静になるべきだと思う。真鍋さん、米国籍なのである。なんで日本国籍を諦めたのだろうか? 大手メディアでインタビューできるのなら、そのあたりを聞いて欲しい。もちろん「当時日本では研究できなかった」となっているものの、国籍までアメリカに移す必要ないと思う。

アメリカの国籍を取ると言うことに対する精神的なハードルは低くない。日本は二重国籍を認めていないため、日本国籍を捨てるということになりますから。ちなみにアメリカには「市民権」という制度があり、ほとんどの在米日本人は市民権を取って住んでいる。オリンピックに代表されるスポーツのジャンルと違うのだった。真鍋さんのような優秀な人材を失うのは残念です。

自工会会長も今の日本を危惧している

我が国の気象庁を見ているとアタマ硬い。誰が見たって竜巻なのに、気象庁の担当官の入念な検証無しだと竜巻と言っちゃダメなのだった。はたまた天気予報明らかに間違っても謝ったことを見たこと無し。気象庁、戦前からそんな感じだったようだ。真鍋さんの研究を受け入れられる柔軟性を持っていなかった。渡米後もいろいろあったんだと思う。じゃないと日本は捨てない。

もう一つ興味深かったのがヤフーニュースのコメント欄を見直すというもの。読んだことある人なら御存知の通り酷いモンです。個人情報などは削除していたということながら、なぜ野放しになっているのか理解に苦しむ。新聞のTVの投稿だって厳重にチェックされるのに、ヤフコメってそのまんま表示されてしまう。当然の如くヒマのある輩の巣窟になって当たり前だ。

ちなみにアメリカの意見交換できる場を見ると、右から左までバランス良い。日本の場合、厳しいことを書く人はメチャクチャ目立つけれど、その何倍もサイレントマジョリティがおり、その人たちは暇な輩と同列の扱いになってしまう下らんコメント欄に書き込む時間など無駄だと思っている。結果的にヒマで、さらに怒りっぽい人達が日本の全体的な意見になりがち。

眞子様のことだって少なからぬ国民は「もうお祝いしてやりましょう」と思っていることだろう。私なんか借金あるならクラウドファンディングでそのくらい集めるから、耳を揃えて返したらいかがか、と考えます。今の立場からどうやってアプローチしたらいいか解らないので隔靴掻痒感を味わってる。とにかく日本の大手メディアは冷たい。クルマ関連だって事故や事件しか扱わず。

こういった状況、前向きに頑張っている人の足を引っ張ることになる。真鍋さんがアメリカ国籍を選んだのも、日本のドロドロしたムラ社会が面倒になったのかもしれません。そろそろ日本の有志諸兄はルネッサンスをホンキで考えた方がいい。今のままだと自動車メーカーの工場は海外に出て行くし、優秀な人材が中国の自動車メーカーに流出する。非常に厳しいです。

 

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ