リーフ、東京~御殿場往復200kmで電気料金450円! 移動コスト最強ですね!

たまにはリーフのレポートなど。最近、連続してリーフを取材の相棒に使ってみた。改めて「スゴイね!」と驚くのがランニングコストだ。200km走ったとしよう。リーフe+なら何でもない距離です。電池残量はエアコン使わなければ半分。夏場32度くらいになると半分を少し下回る。消費電力30~35kWhといったあたりか。私は外出先の充電が嫌いなので(後述します)、自宅で。

東京電力が以前やっていた『お得なナイト10』(22時~8時まで安い)という契約のため、1kWhあたり12.73円。したがって35kWh使ったとしても450円ほど。20km/Lのハイブリッド車なら1450円。圧倒的に安い。ちなみに200kmといえば、東京~御殿場や、前橋、宇都宮往復といった距離。往復して450円は最強の移動コストだと思う。しかもガソリンみたいな「時価」ぢゃない。

もっといえば、ガソリンスタンドに行かなくてOK。帰宅してソケット繋ぐだけ。タイマー予約出来るため、22時から充電スタートにしておけばよろしい。リーフe+くらいの電池容量あれば何のストレスもなく、電気自動車のメリットだけ享受出来ると思う。ARIYAがデビューする時点でリーフの値下げもありそう(すでに北米は大幅値下げした)。

さらに興味深いことに、2022年度は電気自動車の補助金を一段と大きくするようだ。上で紹介した通り、40kWhのリーフで実質的に200万円切り。62kWhのe+ですら250万円切りの可能性すら出てきた。そうなったら電気自動車は妙味ある。e+なんかホットハッチ並みの動力性能ですから。ただ今後電気自動車増えると急速充電はますます不愉快になっていくだろう。

上は近所の日産。1基で2台充電出来る最新式を投入した。右が私で29分経過し20kWh入ってます。隣は25分間経過しているのに7.2kWhしか入っていない。なぜかといえば「おかわり充電」しているからだ。1回終了し、再度している。そして80%以上になると充電効率が徐々に悪くなり、97%だと15Aしか入っていかない。この状態で充電しようと待っている人がいます。

初代リーフ、ま~だ持ってます

なのに譲らない。こういった使い方をする輩が増えたら、急速充電器を大幅に増やしたって足りなくなる。誰もマナーを教えない。おそらくこういったメディアから情報を得ている人は、最初からマナー違反の充電などしないだろう。今後さらに電気自動車が増えて行くと、外出先での急速充電は相当の精神的なゆとりがなければアカンと思う。

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