事故が起きたらアイフォーンで自動通報。事故防止にはアップルウォッチの時代到来か?

驚きましたね! アイフォーン14を持っていると、激しい交通事故に遭ったら衝撃を感知。緊急情報サービスに繋がり、警告を読み上げてくれるという。また、アップルウォッチも着装していたら、チャイム鳴らし手首に振動を与えてくれるそうな。無事なら通話すればOK。20秒待って反応無い場合、自動的に緊急通報。予め登録してある連絡先に通知してくれる。

写真/アップル

緊急通報の内容は事故に遭ったことと、場所。対応出来なければ自動的に救援を受けられるこういったシステム、自動車メーカーも始めているけれど、新型車(コネクテッドカー。一定の期間が過ぎると有料サービス)など一部に限られる。アイフォーンのシステムなら携帯端末さえ持っていれば全てのドライバー&同乗者が緊急対応を受けられるのだった。

自動車メーカーのシステムが不要になるワケです。しかも対象人数は圧倒的に多くなるため、1人あたりのコストだって下がって行く。このままだと自動車メーカーのシステムよりコスト的に安くなるため、アップルがコネクテッドカーの一部をカバーするようになるかもしれません。自動車メーカーはシステムに付加価値を加えるなど抜本的な見直しを迫られる。

さらに現在開発が進められているのは、スマートウォッチから様々な情報をリアルタイムで吸い上げ、ドライバーの状況を見守ること。すでに心拍数と体温、血中酸素濃度など計測出来る。今後、血圧や心電図、血糖値なども正確にチェック出来るようになると思う。そうなれば、身体に異常出る直前にクルマを安全なままキープ出来るような制御を入れられます。

低血糖による意識混濁や、心停止、脳疾患といった疾病による人事不省なら対応出来るし、怒りや眠気なども判定することで様々なインフォメーションを出せる。こういった安全対策を現在自動車メーカー自ら取り入れようとしているが、前述の事故対応などと同じくスマートフォン連動のスマートウォッチでやった方が安価で性能を追求出来る気がします。

追記・スキー場で転倒した人から多数通報あって問題になっているという情報を頂きました。確かにタイヘンかもしれませんが、スキー場なら場所を特定出来るため、営業時間内に限り対象から外せばいいと考えます。

<おすすめ記事>

5 Responses to “事故が起きたらアイフォーンで自動通報。事故防止にはアップルウォッチの時代到来か?”

  1. 清水裕三 より:

    国沢さん そのiPhoneでスキー場を管轄する消防署が どれほど迷惑しているかご存知ですか?
    初コメントで苦言失礼しました。

  2. なお より:

    アイフォーンの問題は今もニュースでやっていました。
    落としただけで通報されるので大問題になっているようです。
    今ただでさえ救急は逼迫しているので、すぐに禁止されるのではないでしょうか。

  3. cx-5 より:

    スキー場を対象外にするにはアップルの対応が必要ですし、そのような対応をアップルがするとも思えません。

    レスキュー側では一報があった以上、最悪のケースを想定して対応するためスキー場からの無言通報だから無視するといったことはできないようです。

    機能としては便利ではあるけれど、運用上の課題が大きいので、どのような着地点を見つけるのか興味ありますね。

  4. 猫まんま より:

    ネタとして爆弾マークが出てフリーズするからいざというときに役に立たない…iOSになってだいぶ信頼性は上がりましたけど。まあ冗談はさておいて安全上は素晴らしいことだと思います。ですがアップルの今までの対応見てると「うちは通報だけしてるから問題が有れば後はお前らがやれ」とか言いかねません。きちんと対応すれば良いのですがアップルは基本的に投げっぱなしですからね。DTP関係の仕事してましたが問題が発生してもすべて知らん顔でした。なんせモトローラーMACのころからサポートはユーザー同士で行うのが常識というとんでもない会社でしたから。それを思うと今はサポート良くなりましたね。こういうところがアップルと言わずにアメリカの会社の悪いところですね。まあそのうちにアンドロイド?Google?にも似たような機能が付くんじゃないかと思いますが。

  5. Phil. より:

    先週行ったスキー場で聞いた話だと、通報を確認するためコールバックしてもスキー・ボード滑走中だと着信に気が付かず電話に出てくれないので確認のため出動することになるが、今シーズン5回出動したうち1回は実際に救急搬送されたので全部無視も出来ないとか

なお へ返信する

このページの先頭へ