パワーユニットの転換期が始まった? ボルボ、2021年モデルよりディーゼルをカタログから落とす!

驚きましたね! ボルボは2021年モデルからエンジンだけのパワーユニットを全てカタログから落とすと発表した! ガソリンだけでなくディーゼルも販売しない、というのだからホンキです! もっと言えば、新型車対象じゃ無く、すでにディーゼル車をラインアップしていたXC60やXC90のディーゼルも止めるということ。ディーゼルに乗りたいなら早めに商談を!

私もXC60のディーゼルなのだけれど、相当の満足度だったりする。大柄なボディを余裕のトルクで走らせ、2万kmの通算で14km/L台の燃費。ディーゼル、ボルボに限らず輸入車の主力となってます。それを止めるというのだから、前述の通りホンキでパワーユニットの転換をしていこうということなんだと思う。2021年モデルからの主力パワーユニットは48Vの欧州式ハイブリッドだ。

409万円スタートのXC40B4であれば197馬力/300Nmの2リッター4気筒直噴ターボ+16馬力のモーターを組み合わせたもの。加速時のパワーアシストやブレーキ回生を行ったり、気筒休止制御を行うことで通常のガソリン車より20%程度の実用燃費向上を狙う。XC60は250馬力/350Nm+16馬力のモーターを使う『B5』がベースモデルとなり639万円スタート。

低燃費パワーユニットとしてPHVが広範なモデルに用意される。興味深いのは180馬力の3気筒1500cc直噴ターボ+82馬力のモーターをパワーユニットにするXC40のPHV。モーターだけの航続距離はカタログスペックで41kmとなる。輸入車のPHV、先行してるライバル達は思ったように販売台数を伸ばせていない。どういった売り方をしていくのか注目したいと思う。

 

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