感染爆発の中、民間企業は政府の「自粛自粛自粛自粛」を聞いていられなくなってきた

東京は7月12日に非常事態宣言を出したから、すでに3週間経っている。7月12日以後、禁酒令を出し、90%くらいのお店が従ってます。東京、事実上、出先でお酒は飲めない状態。さて。禁酒令を出した目的と言えば、新型コロナ感染の抑止です。3週間経てば効果が出てくるハズ。なのになのに! 減るどころか増える一方だったりして。政府の方針、見当外れだし抑止効果なしということ。

そればかりか、もはやどんな状況で新型コロナが感染していっているかというデータも出てこない。完全に機能停止しているということかもしれません。かといってこのまま行動規制を続けていくと経済がズタボロになってしまう。議員さんも役人も破産の恐れない国から給金を貰っているから、ずっと自粛を呼びかけていけばいいと思っているらしい。私は8月1日から通常の日々に戻ります。

もちろん最大限の感染防止策を取った上で、だ。ネットなどでニュースが流れている通り、週末は大分県のオートポリスでスーパー耐久レースである。有観客。そして豊田章男さんもレースに参加しており、メディアだって集まってます。写真の通りなかなかの普通具合。この中にトヨタと大林組、カワサキの社長さんがいます。考えようによっちゃ「何やってるんだ!」になるでしょう。

ただこの部屋にいる人は全員抗原検査を受けている。無防備でやっているワケじゃない。抗原検査、PCR検査ほどの精度はないものの、人に感染させるくらいのウイルスが口内や鼻腔内にあればかなり正確に解る。そして価格は1回1000円を切ってきた。新型コロナ感染が始まって1年半。政府や厚労省が最初からこういった迅速判定キットの大量生産を行っていれば、今の混乱は無いと思う。

とっくに保健所は破綻している。国は体よく「自宅療養」などと言ってるけれど「療養」というのは医療の元にあるべきで、現状だと「自宅放置」だ。はたまた症状の軽い人はそもそも自分が新型コロナかどうかも解らないため、普通に出歩いてしまう。症状軽くても大量のウイルスを出している人がいるため移す。今後しばらくは多数の感染者を出す。自主的な防御策を講じるしかあるまい。

ちなみに迅速判定キットは自分で簡単に使える。実は私も取材や競技出場のため下を見て10回くらい抗原検査を受けているが、3回は自分でやった。判定キットが安ければ、具合悪いなと思ったら自分でチェック。陽性になったら黙って家にこもっていればいい。多くの人は人に移してやろうなんて思わない。新型コロナの検査できないから出歩いてしまう。繰り返す。国の感染防止策は破綻してます。

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