敵は二酸化炭素というのは間違いなし! ただトヨタ以外電気以外の解決策ある?

敵は二酸化炭素である。これを減らせればどんなアプローチだっていいと思う。例えばトヨタのハイブリッドは普通のエンジン車から乗り換えたら同じ車重&動力性能だったら確実に二酸化炭素の排出量は半分だ。2000ccのノアに乗っている人なら新型のハイブリッドに乗り換えると、燃費9km/Lから18km/Lに伸び、燃料コスト減った分で普通エンジンとハイブリッドの価格差は埋まる。

だからこそ欧州市場でトヨタのハイブリッド車は人気上昇中! フランスでも新車を日本車を見かけると基本的にトヨタのハイブリッド車だったりする。といったことを他のメーカーが出来るかとなれば相当難しい。ホンダはハイブリッド車を持っているけれど、車両価格高くて売れ行き伸び悩む。日産もeパワーをラインナップするが、高速燃費悪く欧米じゃ使い物にならない。

マツダやスバルに至ってはハイブリッドを持っておらず、2~3年以内に出てくるという情報無し。軽自動車メーカーの皆さんもフルハイブリッドより電気自動車の方が早道のように思う。地方に行くとガソリンスタンド減っていく。ちょい乗りの多い使い方だと、ハイブリッドと補助金使える電気自動車は燃料コストまで考えたらトントンだと思う。地方は戸建て多く充電インフラ作りが楽。

ちなみにトヨタはハイブリッド技術を無料で使って良いと言っている。されど皆さん意地やプライドを持つ。はいそうですか、とトヨタのハイブリッドを使う流れになっておらず。そもそも時間切れ。ハイブリッドすら2030年くらいになったら販売規制が掛かってくることだろう。燃料電池は電気自動車以外の「解」だと思うけれど、これまたトヨタとホンダしか持っていない。

どうすりゃいいのさ思案橋です。個人的には一番可能性あるのは代替燃料だと考える。現在の合成燃料だとカーボンニュートラルにならないものの、作り方によって二酸化炭素の排出量は半分になります。これを燃費半分のハイブリッドで使えば二酸化炭素排出量を25%にまで落とせる。アメリカなどは人間や家畜が食べない農作物を作り、そこから合成燃料にしたっていいだろう。

ただそいつは自動車メーカーじゃ出来ない。国が動かないとダメ。だからこそ豊田章男自工会会長はサミットでアピールしているんだと私は考えます。日本政府に言っても馬の耳に念仏か蛙の面にションベンか解らないけれど(両方か)、解った解ったというばかりで全く動かない。だったらG7で(日本は除くのでG6)様々な国の優秀な皆さんに聞いてもらおうということなんだと思う。

現在欧州のガソリン価格はリッター300円くらいしている。合成燃料が300円で売れれば現在のエンジンだって二酸化炭素の排出量は半分になります。G6関係者の皆さんや海外メディアが理解してくれると嬉しい。日本のメディアも電気自動車しか考えられない人達ばかりなのでどうでもよい。電気自動車は素晴らしく有望ながら、その他のアプローチだって考えていいと私は思う。

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2 Responses to “敵は二酸化炭素というのは間違いなし! ただトヨタ以外電気以外の解決策ある?”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    >敵は二酸化炭素である
    >欧州市場でトヨタのハイブリッド車は人気上昇中!
    私はこれがすべてだと思いますが。
    THSを作らないのはメーカーのプライド、でもTHSは売れている。eフューエルでもバイオガソリンでも入れればカーボンオフセットになってしまいます。
    BEVよりも今までの車に使い勝手も近いです。
    消費者は政治や経済の都合で車を選ばないですからね。

  2. OKN より:

    国さんの記事の厳しさではぬるすぎると言わざるをえないな
    優しいから☺️
    でも直ぐに中国の街中だけでも見た方が良い

    https://blog.evsmart.net/ev-news/japanese_shanghai-electric-cultural-shock-and-concern/

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