新型カングー、プラットフォームは日産開発のCFM-C/D。メルセデスのTクラスと兄弟車

新型カングーが日本発売となった。嬉しいことに長い期間安心して乗れる純エンジン車ばかりというラインナップ。プラットフォームはエクストレイルと同じ日産開発のCFM-C/Dだ。写真を見て解る通りメルセデスのTクラスと顔つきが違うだけの兄弟車という興味深い成り立ちを持つ。エンジンもガソリンは131馬力の1.3リッター4気筒ターボ。何と私のラリーカーと同じです!

このエンジン、素性が素晴らしい! エンジンのベース設計は日産。ヘッドをメルセデスとルノーで共同開発している。180馬力まで出せるポテンシャルを持つ。ディーゼルもラインナップされており、116馬力/270Nmを引き出す。ミッションは湿式の7速ツインクラッチAT。ダイレクト感のあるミッションで容量の大きいタフな湿式クラッチを使う。商用車ベースですから。

メルセデスのTクラスとはボディだけでなくパワーユニットまで全く同じと言って良い。Tクラスにはシタンという電気自動車バージョンもあるため、やがて日本でもカングーベースで登場してくるかもしれません。まだ試乗していない新型カングー、プラットフォームやメルセデスのTクラスの兄弟車と言うことなら安心して購入出来るだろう。試乗会、日程が他とバッティングしており行けない。

すでにユーロNでも試験されており、リアシートに子供を乗せた状態での衝突モードを含め優秀。装備は充実しており、アダプティブクルコンを始め、ブラインドスポット警報やリアカメラ、LEDヘッドライト、8インチのスマホリンク液晶などを標準装備してガソリンが395万円。燃費の良いディーゼルも419万円とお買い得プライス。自分で買うなら燃費の良いディーゼルかな。

 

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2 Responses to “新型カングー、プラットフォームは日産開発のCFM-C/D。メルセデスのTクラスと兄弟車”

  1. たらベン より:

    カングーが400万円。
    ジャンボリー盛況などイタフラでは日本市場ウケがいい単一ブランドも、200万→300万とアップして遂に400万超え。
    円の価値低下と捉える以外に、なるほどメルセデスボディ&パワーパックも要因なんでしょうかね。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    ヘタな電動化輸入車に手を出すよりカングーの方が長く乗れそうとか思ってしまいますね。
    値段は円安とかいろんな安全装備や燃費排ガス対策とか諸々あるから上昇傾向なのは理解するとして400万って結構な価格ですね。
    走れるミニバンみたいな意味合いで考えると日産バージョンが出てもおかしくないんじゃないかとは以前から思っていたりします。
    でもこの値段出すとハイエースの標準ボディ・ダークプライムⅡディーゼル4WD買えちゃうんですよね。
    スーパー値引き出るとネオチューン+LSD入れられるし。
    雰囲気だとシエンタが完全にキャラを引き継げる。
    HV+フル装備にするとハイエースのお値段にどんどん近づいていきますが。(笑)
    トヨタってやっぱり強かだなと思います。

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