新型CX-5、カンペキなキープコンセプトでした~

新型CX-5がデトロイトショーでワールドプレミアした。日本発売は来年2月になるという。詳細は取材中なのでファーストインプレッションなど。まず大いに気になっていた「新しいフェイズのマツダデザインやいかに?」。写真を見てどう思うだろうか? 素直にカッコ良いですね。ただ予想通りサイドチェンジしての「新しい攻め」はしてこなかった。相当自信あったのだろう。

11161t

2世代に渡って同じ方向性のクルマ作りをして人気を落とさないのはVWゴルフとポルシェくらいのもの。ベンツでもBMWでも一回りすると全く違う方向に舵を切る。日本車も数多くキープコンセプトの新型車を出してきたが、成功したケース無し。こうなれば初のキープコンセプト路線を成功させて欲しい。私は飽きっぽいので今後どんなこと書いたとしても参考にしないでOKです。

ただハードまでキープコンセプトなのが少し寂しい感じ。新しい技術は全車速クルーズコントロール技術をやっと実現した程度。スカイアクティブGとDのエンジンや6速ATミッションも変わらず。もちろん細かい改良を加えていると思いますが。そんなこんなで2,5リッター直噴ターボを搭載するなどの「飛び道具」や「華」がありません。いずれにしろ評価はハンドル握ってから決めたい。

気になるのが価格設定。キープコンセプトということで装備向上分を飲み込む魅力的なプライスを付けてくればそれなりに売れると思う。装備向上分を上乗せした価格にすると少々苦戦するかもしれません。新型インプレッサをベースにした次期型フォレスターは相当魅力ありそうですから。最近のマツダに流れている「強気をフル稼働させて」値上げすると、CX-3の如く厳しい。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ