日本車の強敵シュコダ

今後、世界的規模で日本車のライバルになると予想されているのがVWのコンパクトカー『Up!』である。こう書くと「日本
車より高いんでしょ?」と思うだろう。確かに日本だと競合する国産車より高い。けれど世界規模で見たら、日本車と同等の価格設定になることだろう。さらに手強いのが下の写真のクルマだ。

Skoda.jpg

エンジンは1リッター3気筒

中身は『Up!』ながら、シュコダブランドで販売される『Citygo』というモデル。相当スタイリッシュだし、しかも安い価格設定になるらしい。内容はVW。価格は日本車以下になるということ。今秋からチェコで販売を開始し(生産もチェコ工場)、来年より欧州で発売するそうな。インドやブラジル、インドネシアもか?

素直にカッコ良いかと。やがて5ドアボディも作られるという。日本車だと日産マーチやスプラッシュのクラス。いわゆる『Aセグメント』です。タイで生産されるホンダ・ブリオや三菱自動車が開発中のコンパクトカーも同じクラス。Citygoのようなクルマが出てくると日本車は一
段と厳しい立場になってしまうだろう。

VW傘下にあるシュコダとセアトはこれまで新型車を出す度に2世代分くらいづつ進化してきた。直近では従来型パサートやアウディA4のフロアを使うまでになっている。そしてCitygoからVWとほぼ同時に新しいフロアを投入し始めた、ということです。
ダイハツは欧州から撤退してしまった。スズキに頑張って欲しい。

・ECOカーアジアは「日本製ECOカーのデザイン

<おすすめ記事>

4 Responses to “日本車の強敵シュコダ”

  1. もん より:

    デザインで思うのですが、日本にはツートンの車が全然と言っていいほど無いですね・・・
    ドア形状やバンパー形状をうまく考えて、ボディカラーとドアやバンパーカラーを自由に組み合わせできるようにするだけで、相当なオリジナリティのある車を作れるように思うのですが。
    素人考えではコストアップほぼなしでできるような気もするのですが、無理なんでしょうかね?
    それから、最近「痛車」が流行ってステッカーが安価で作れるようですが、あれを痛くないデザインの為に活用するって事は誰もやらないんですかね?
    車のデザインと一体で考えれば相当なアーティスティックな車も誕生しそうなんですが。
    今の世の中と「痛い」か「金太郎飴」かの二極化で変ですよ。

  2. さね より:

    いよいよもって、日本車大ピンチかぁ… 人それぞれ考え方がありますが、自分はかなり今の日本車に批判的です。欧州かぶれではありません、買うならやっぱり日本車。アメ車にちょっと憧れもありますが… 根本的に今の日本車の在り方を考えなければならない時期が来たのではないかと思います。来るべき次世代車競争を考えても、日本車がいい!と積極的に選ばれるようにならないと、韓国車や中国車にいずれコスト競争で勝てるわけもなく、負けてるかすでに。デザインも韓国車に対しては優位性もなくなってきてるし、ましてVWやシュコダみたいなナイスデザイン、パッケージで値段も変わらないなら欧州人でなくても、BRICs諸国の人なども積極的にシュコダやVWを選ぶ気がします。ヘタすりゃnext11と呼ばれる国々の人も、4WDや耐久性、信頼性高い車種以外の日本車は積極的に選ばれなくなりそうな気が… んじゃどうすりゃいいんだよ!?とゆわれればわかりません。メーカーが考えることだし。個人的希望はまず手始めにしつこいですけど、電気式CVT意外のCVTを辞める。メカ的には、かなり今の日本車から変わる気がします。投資したのはわかりますが、今の技術で不合理なものを止めるのも大切かなと。でも辞めれないならCVTでもいいんです、画期的な伝達効率や耐久性や乗って楽しいなら。多くの日本人と違い諸外国の人は走りや、楽しさを求めてるはず。遠慮なく日本でダサくても、車好きな人の趣向で車作りしてほしいです。

  3. 小林 英弘 より:

    横からの写真一枚だけでの印象ですが、素直にカッコイイですね。ボディサイズの割に大きめのタイヤ+ホイールを組み合わせているのがいかにも欧州車的ですね。それを強調する様な盛り上がったフェンダーも力感があっていい感じです。VW車というとゴルフに試乗した時の「エンジンかかってるの?」な静かで不快な振動ゼロなアイドリングと「スピード感がなくスルスルッと80km/h位まで滑る様に加速する」けど「特に感動も高揚感もなく極めて機械的(←機械です(笑))」な加速フィーリングが印象的でしたが、このクルマはどうなんでしょう? 現在の技術なら3気筒でも振動を抑えられるんでしょうか? 3気筒エンジンは回すと独特のビート感があって個人的には好きです。
    リアシートが狭い印象ですが、ホンダのブリオも同じ様な感じでしたので、このクラスはこんなものなのでしょう。それよりも「日本車の過剰な「リアシート使えるのか!?」な感覚とは全く異なる思想で造られたクルマ」という印象が画像から伝わってきます。大き目のタイヤ+ホイールといい安定感のある重心低めのフォルムといい、多分「走らせて楽しい」クルマなのだと思います。素直に売れるでしょうね。
    ところでこのクルマの名前は何と発音するのでしょうか?(笑) 東欧の言語の発音は日本人には難しいです。「ツ」「シ」にいろんなバリエーションがあり厳密に使い分けられてますが、日本語のカタカナ表記では全部「ツ」「シ」になってしまいますので(←ロシア語もそうですね。特に入門書や観光ガイドの「知ってると便利なフレーズ」なんかではかなり苦労した表記をしてます)、クルマ雑誌がどんなカタカナ表記をするのか楽しみです(笑)。

  4. ケイイチ より:

    おはようございます。
    激しく土煙をかきたて!ドリフト姿が凛々しい
    シュコダ。 そして、WRCにVWが本格参戦
    するのも楽しみですね!!。
    人気車?とは別の意味で売れるのは間違いない
    外国車の代名詞であるVW。 歴史や機能など
    まったく知らなくても購入者に伝わる無難さ?
    独車(外車・・ガイジンと一緒で失礼な表現な
    のかな?)の他社が贅沢に見られやすいるのと
    違い、堅実な選択をしている趣がありますね。
    もともと外国から習った自動車技術(憧れ)の
    本命ですから、海外の先人達は師匠も同じ。
    簡単に越せないから極めたいのでしょうか。
    近年・・開発が鈍化した日本国は明らかに驕り
    があるような気もします(既に追いついた?)。
     
    あくなき挑戦と探求がなければ失速しますよね。
    日本なんて小さい国・・太平洋で立ち泳ぎして
    いる漂流者みたいなもの(沈みますよ)。
    陸蒸気を輸入していた明治、客車に乗るために
    履物を脱いで?駅に忘れた老人の笑い話があり
    ますが(一時・・土足厳禁の人々がいたのは、
    その名残りかな・・謎)あまり変わってません。
    地球規模で災害が頻発するのはご承知でしょう。
    いまは長い周期で異変が起きやすい状態です。
    一般に私たちはウェザー情報を活用しています。
    これは、ごく狭い見方でしかありませんね。
    よくある気圧配置は、より大気の高層にある大
    きな気圧の高低に影響されて下層の空が変わる。
    そんな天気図を見ています。
    高い層の気圧を探れば、この空の変化も予測に
    役立ちますよね。
    海外の自動車事情も、そんな一例を眺めた結果。
    さて、地球規模の災害(不安定な挙動)は内外
    の干渉や影響が関わる問題です。
    例えば、この25年程の太陽黒点の増減や活動。
    地球に降り注ぐエネルギー粒子の波や総量まで
    刻々と変化しています。 それに曝される惑星
    で内部に高温のマントルを持っている地球は、
    強力な電磁波を周囲に放射する発電機に似てい
    ます。 バンアレン帯を形成してくれるので、
    不可視のベールの様に有害な宇宙線から守られ
    ていますが安泰ではないのです。
    実は、長期的に観ると強弱の差異は否めない。
    太陽から到達する温かな陽光より恐い宇宙線は
    原発の放射能の比ではありません。
    (天然のUVカットガラス並みかな・・・)
    小氷期の如き異常気象は、有史以来も知られて
    おります。 太陽熱(外)も、地中のマグマも
    両者が与える温度変化が気象に変化を引き起こ
    しています。 つまりは、気象も突き詰めれば
    地殻変動に至る内部の躍動を検知する役にたつ
    ファクターでしょう。
    日頃、この環境は奇跡的な穏やかさを保ってく
    れて・・・いましたが。
    地球への恩寵は意識するしないに関わらず重大。
    この地上で暮らす変化は地球と宇宙の相関関係
    に因るものですから、内部マントルも一定では
    なくて、ホットプルームとコールドプルームの
    対流内での増減や浮き沈みが変容をきたす場合
    に人間の動脈硬化症と同じく滞りが生じると考
    えられます。それは流体に抵抗を為し、つまり
    うねりを微小に発生させるのです。
    列島の地下深層にて蠢くプルームは、ナマズと
    表現したいほど。 形状がスマートではないし。
    昔の日本人は、感覚的に姿を捉えていたのでは
    ・・・と想像してしまいます。
    よく、アフリカの原住民などが科学の観測結果
    に酷似した理論や知識を部族の伝承としている
    逸話だってありますから。
    地球規模では、全表面積が5億平方kmもある
    薄いミカンの皮が地表ですから、地殻変動とか
    大陸棚の動き、とりわけ広域な断層などは崩壊
    させられやすいというのが現在の多発地震から
    気象異変の相乗効果と結論づけています。
    気象と地震(地殻変動)は決して別々ではなく
    内部マントルと地球外から降り注ぐ恒星の恩恵
    ・・・両者から常にバランスの良し悪し?から
    成立するということ、自動車事情みたいですね。
    気象予報士の半井小絵さんは、平安時代などの
    万葉集や古典文学に描かれる千年以上前の時代
    に人々が書き残した歌などを緻密に芸術性高く
    分析もし、科学が発達していなかった昔の人間
    が感性豊かに観察した自然の情景に気象予報の
    根本(人と自然の優しい関わり)まで見出して
    おられました。
    「心」の領域、認知科学。長い観測と表現によ
    るクオリアは、科学の発見の基礎なのです。
     科学・・・医学も明確にはまだ数世紀。
    地球は常に内部と外部からのチカラで躍動的な
    世界。 情報収集衛星で宇宙からアラ探しする
    予算があるなら、はるかに正確に近年の災害が
    予測できたことでしょう。
    もしも、大地震と巨大台風や疫病まで同時期に
    襲来したら?私たちは対応可能でしょうか。
    決してありえないとは限りません。
    明日の「空」が・・・永遠に蒼いでしょうか。
    自然科学もクルマの未来や楽しみも無限大。
    発想や視点を豊かにし、より広大な領域に求め
    た時、真実かどうかは分かりませんが追求した
    先人達の深い地球への愛情と、生命の多様さや
    不可思議なメッツセージが解ける気がします。
    ピカピカに磨いたボンネットに映る夕陽や月。
    和歌の嗜みはありませんが、都の人なら・・・
    どんな歌を詠んだことでしょう。
    まだまだ果てしない空(宇宙)。
    終わってはいません。  日本車ガンバレ!!
     

このページの先頭へ