日産とホンダ、ドッチが厳しい?

ホンネを言えば日産もホンダも思い切りホメたい! でも本当にツマらないです。ギョウカイの皆さんと話をすると「トヨタが15年前と同じようなメーカーだったら今頃ネタないね!」。面白い話は全てトヨタだし、試乗レポート書いて読まれるのもトヨタ。人気の無い輸入車の試乗レポートとかアップしても、大手のWebサイトすら大赤字のアクセス数しかないそうな。

以前も書いた通りWebで試乗記事をアップしようとしたらライターやカメラマン、編集コストなどで最低5万円は掛かる。で、2~3千というアクセス数じゃ広告収入にして5千円以下。全くモトが取れない。トヨタの試乗レポートなら数十万アクセスになるためしっかり利益上がります。ということで自動車メディアは多くの自動車メーカーから話題性のあるクルマが出て欲しい。

一昔前まで人気のメーカーといえば日産とホンダだった。スバルと三菱自動車という時期もありましたね。スカイラインやシビック、レガシィ、インプレッサ、ランエボ、パジェロあたりの企画を取り上げれば雑誌は売れまくったモンです。当時のトヨタのユーザーって、今のスズキやダイハツと同じで雑誌など読まない層だった。ここにきて180度変わりましたね!

日産とホンダ、ドッチが厳しいかという話でした。どちらも空前の円安のおかげで濡れ手に粟の利益を上げている。1ドル110円の時、100万ドルの利益を上げれば日本円だと1億1千万円。150円になれば1億5千万円。もっといえば、アメリカの売り上げが10%落ちたって日本円の手取りは1億3500万円だ。日本から完成車を輸出していれば、その分でさらに儲かる!

今の円安だとアメリカで利益落としたって日本円だと空前の利益を上げられる。日産とホンダ、1ドル110円になったら、そら厳しいことになります。東南アジアの通貨は基本的にドルと連動している。ホンダの利益の3分の1を稼ぐ東南アジアのバイク市場を含め、驚くほど厳しいことになるだろう。日産だって円ベースの利益ガタ減り。完成車輸出は利益率急降下します。

おそらく130円を上回る円高になると、大手メディアは収益下がったと大騒ぎになるだろう。日産とホンダの厳しさは、そうなった時にカバー出来る収益源を持っていないことにある。現在進行形で日本も欧州も実質赤字です。そして日産とホンダは助け船を出してくれるパートナーを持っておらず。オセロの色が変わるが如く、急速に状況は悪化するだろう。

今のうちに体質改善が必要だ。と外野の私が言っても意味ないけれど日産にもホンダにも自動車業界をしっかり俯瞰している人がいる。若手と言うより、50歳代以上のベテランに多い。最近よく「話を聞かせて欲しい」というお誘いを受ける。話をすると皆さん危機感150%! 最後は社長を筆頭にした経営陣の悪口になります(笑)。熱い話をしてると少し希望が見える。

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2 Responses to “日産とホンダ、ドッチが厳しい?”

  1. テリー より:

    >以前も書いた通りWebで試乗記事をアップしようとしたらライターやカメラマン、編集コストなどで最低5万円は掛かる。で、2~3千というアクセス数じゃ広告収入にして5千円以下。全くモトが取れない。

    大手メディアが芸能人のSNSの発言をまとめただけの誰にでも書ける記事でアクセス数稼いで利益を上げているのに、ライターやカメラマンなどをそろえて記事にしてもアクセス数を稼げず利益を上げられないというのは厳しいですね。マスコミとして全うなのはきちんと取材するほうだというのに。

    >今の円安だとアメリカで利益落としたって日本円だと空前の利益を上げられる。

    今のような国際化の時代に、日本円に換算して数字上の利益を上がれるような決算発表できたとしても、ドル換算したら収益減ならば意味がないのではと思ってしまいますがどうなんでしょう。

    安倍政権以降、円安に誘導して、数字上の利益を上げて「稼げた」というようなことをしているうちに、日本の資産が目減りして、不動産にしても株にしても外国人に買いあされているようにしかみえないです。

  2. アミーゴ5号リボーン より:

    大のクルマ好きだったので、自動車メーカーも第1志望で、いくつか面接を受けました。

    今思うと、各社の特徴が出ていました。いろいろな業界の会社をまわったから、こちらも眼が肥えていたんですね。

    トヨタは、事務的ながら学生ファースト
    日産は、社員側のやりやすさを優先
    ホンダは、社員と学生の距離が近い感じ

    残念ながら、業界には進めませんでした。

    最近は、良きにつけ悪しきにつけ、変わってきたかもしれないけど、根っこは変わっていないと感じます。

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