永田、早くもBRZ納車! タイのラリーでサービスしてもらった青木君から買ったそうな

永田がBRZを買って、もう納車になったという。ズルして早くしてもらったんだろ、と言ったら「予約出来る最初の日の一番に契約しました。私より早い人は少ないと思います」。もっと驚いたのは、永田がBRZ買った東京スバル砧店の店長さんが青木君だと聞いたこと。最初に知り合った時、青木君は世田谷店の工場長だった。2010年7月のこと。

この年、鷹の目WRX STIでタイの国内選手権に出ていた。開幕戦は元イタリアチャンピオンのマリーニ選手と激しいバトルの末、何と表彰台の真ん中。続く2戦もマリーニ選手とタイのNo1ドライバーであるウィッタヤ選手と秒差の激しいバトルになり、これまた表彰台の真ん中! 意図せず少なくないポイント差を付けてシリーズTOPになってしまった。

ツートンは汗です

ところが車両のダメージ大きく、なかでもクラッチがオシャカに。されど予算なくアタマを抱えていたら、東京スバルでクラッチを含む壊れたパーツとメカニックを派遣してくれるという! ということで青木君です。バンコクに到着するや気温35度のエアコン無しピットでクラッチ交換。タイに派遣するくらいだから腕利きなのだった。その後、日本語も英語もしゃべれないタイ人と合流。

どうするかと思っていたら、2日間くらいですっかり信頼され打ち解けちゃってる。ちなみに立ってるのはアジアンクロスカントリーで青木拓磨選手のコ・ドラもやってるイテポン選手(この年は私のコ・ドラでタイのチャンピオンになった)。タイ人、日本人を見るとジックリ評価する。尊敬できると思われたらすごい敬意を表してくれるのだった。

ちなみに滞在していたホテルのプールに、タイ人の選手をオリンピックに出そうという団体が毎日練習にきていたのだけれど、青木君が最初に声を掛けられた。楽しそうに話をしてるから「もうタイ語しゃべってる。スゲェな!」と思ったら、一番右の人が日本人でした。旦那さん、軍人さんとのこと。その隣は娘さん。皆さん水泳選手のお母さんでした。

おっとラリーである。3戦目はウィッタヤ選手の地元! しかも私のWRX STIは96オクタン用のモーテックだからして、相手のランエボⅨより60馬力くらい少ない。コースも直角コーナーと直線を組み合わせたゴム農園の中の道と言うことで大苦戦! 激しいバトルになったマリーニ選手はリタイアしてしまい、2位。青木君がサポートしてくれたラリーでシリーズ優勝が見えました。 

日本に戻った青木君は「海外でもやれる!」と判断されたらしく、中国へ技術指導しにいったりしていた。ということでスバルを買うなら比較的小さいディーラーですけど(東名降りて環8を北上すると左側にあります)砧店をすすめておきます。値引きなどは普通かもしれないけれど、サービス出身なのでクルマには詳しい。何よりいろんなスバルを見て来ている。

そうそう。このラリーに永田も来ていた。水泳選手のバツイチのお母さんと仲良くなり、相手から結婚を前提にお付き合いしてもいいと言われたのに(日本人の奥さんが通訳)、言葉がハードルになって疎遠となったらしい。もったいない! 上手くいったらチャチュンサオ郊外のガソリスタンドの横にコーヒー屋さんでも作り、タイ人の奥さんと楽しい日々を送れたろうに(笑)。

当時の永田のレポート

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