米国の属国

オバマ次期大統領は『グリーン・ニューデール政策』を強く推進するらしい。この機会にエネルギー問題の抜本的な見直しを行い、石油依存の社会から脱却しようというもの。当然ながら巨額の国家予算を投入する。成功したなら、アメリカの国体が変わる可能性大。

翻って我が国の政治家を見ると「国民に1万2千円づつバラまく」とか「やっぱり不況なら道路作りだろう」だって。企業は先端の環境技術開発に巨額の予算を投じているけれど、国の戦略見ると徹底的にノー天気であります。まぁ自虐的になるけれど日本はアメリカの属国。オバマ大統領にならえ、となるかもしれません。

実際、環境商品は売れると思う。来年ヒット間違いなしと言われているクルマはインサイトとプリウスのみ(ちなみにプリウスは今オーダーすると納車は4月。1月にオーダーストップしなければ、次期型が出ちゃいます)。太陽光発電パネルだって安価なら相当売れるだろう。魅力的な商品さえ出てくればモノは売れるのだ。

売れれば景気も良くなる。いや、モノが売れない限り、何をやっても景気など良くならない。だからこそオバマさんはECO商品を充実させようとしているワケです。ただモノが出来るまで1〜2年掛かってしまう。この間をどうするか。オバマさんは「みんなで頑張ろう!」と言い、我が国はお腹一杯にならぬアメを配ろうとしている。

一日でも早く我が国もグリーン・ニューデール政策をパクッてくれれば、アメリカよりずっと早く対応出来るのに。

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