自動運転が実用化されると思っている人もいるけれど日本の道路行政じゃ完全順法走行は無理です
現在我が国で行われている自動運転の大半は運転の主体がドライバーにある。事故や交通違反の責任は全てドライバーだ。東京都内でウェイモなど実証実験を始めているものの、運転の主体がドライバーだから完全順法運転しなくてOK。具体的に書くと、制限速度や歩行者優先、自転車との関係などで普通のドライバーの運転と同等の「緩さ」を許容しているワケです。
完全自動運転となった途端、制限速度は100%厳守。横断歩道の歩行者優先も拡大解釈されているため、信号無しの横断歩道で”ほぼ”一時停止しなければならない。自転車が前に走っていれば破線のセンターライン以外、追い越し出来ず。普通の交通の流れに対応出来る無人自動運転技術を確立しても道交法を厳守せよとなった途端、全てが機能しなくなると考えていいだろう。
すでに自動運転が導入されている国はどうか? 中国で言えば政府と協議して「いいよ」になった時点で全て問題なし。アメリカの場合、守れる制限速度や交通法規になっている。歩道と車道の区分だってキッチリ出来ているし、車道に自転車が飛び出してきて接触して怪我してもドラレコなどの証拠あれば「飛び出した方が悪い」。日本のような曖昧な解釈をしない。
日本の制限速度は実態から大きく乖離している。仕事の無い人なら「遅いのは安全だ。守れ」というだろうけれど、キチンと責任ある仕事している人なら時間効率が落ちます。しかも直近の改訂で制限速度の解釈が曖昧になった。同じく道交法の改定以後、自転車を追い越すことだって相当難しい。デタラメな運転している自転車やキックボードに対し、全て譲るか停止することになる。
日産やホンダ、トヨタが開発を進めている次世代ADAS「NOA/ナビゲーション・オン・オートパイロット」は自動運転技術をバックグラウンドで稼働させておき、ドライバーが危険な判断や操作した時にカバーすることを基本概念にしている。例えばドライバーが見逃した真横の歩行者に対しブレーキ掛けたり、信号や一時停止無視をしそうになった時に自動停止させるためのもの。
それを常時稼働させておくことで事故を阻止する。といった技術を構築すればスマホ見ながら運転して追突することなどなくなるし、アクセルとブレーキの踏み間違えで暴走することもなくなる。逆走事故だって完全防止可能。酔っ払い運転を事前に検知して運転続行出来なくなる機能だって実現できる。次世代NOAと呼ばれる次世代ADASが普及すれば事故はほとんど無くなると思う。
もちろん意図的な速度違反や暴走行為、ながら運転の取り締まりは必要。こちらは監視カメラ網を構築し、自動的に全部取り締まることで解決します。
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