自転車はクルマが避けてくれると思っている?

「そんな乗り方してたら危ないよ」と感じる自転車を頻繁に見かける。おそらく道路交通の基本を教えてもらっていないんだと思う。道路交通って、個々で安全を担保するのが基本中の基本。例え相手がミスしても、そいつをカバー出来ないとダメ。なのに「クルマが自分を必ず見つけてくれ、当然のように避けてくれる」と認識している自転車乗りも少なくない。

茨城で自転車がトラックに追突される、という痛ましい事故起きた。どうやら暗い時間帯に国道294号線の車道を走っていたようだ。この道路、筑波サーキットへ行く際に通る。事故現場あたりは街灯も無く、トラックからすれば見えにくく、車線も決して広くない。そしてトラックが避けてくれることを期待しなければ危険。私ならとうていトラックを信用出来ないです。

こういった事故の原因をしっかり突き止め、出来れば同じ時間帯に実地検証し、どういった見え方をするのか、そして再発防止にはどうしたらいいのかを入念に考察し、自動車乗りたちに啓蒙すべきだと思う。道路の構造に問題あるなら、自転車の走行を禁止することだって考えなければならない。原付バイクですら危険だという理由で通行出来ない区間が多いのだった。

現在、自転車は基本的にどこをどう走っても警察は黙認している。一時停止無視や信号無視、通行方向すら自由。「いけない」と言っても取り締まりをしなければ何の意味も無いです。このあたりで自転車の通行可能な場所をキッチリと決め、通行禁止区間なども定めるべきだと思う。でないと痛ましい事故は無くならない。

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