自転車も道交法改定

道交法が改定される。無免許や病歴のある人の罰則強化については何度か紹介してきた通り。自分で病気だと意識していない
『睡眠時無呼吸症候群』や『低血糖』の方は十分気を付けるようにすべきだ。疑いあるなら病院に行くこと。居眠り運転で事故を起こすと実刑になる可能性が大
きいと思った方がいい。

今まで知られていなかったのは自転車。記者クラブの記者さん達があまり良い仕事をしていないため詳細は不明なが
ら、どうやら信号無視と飲酒についちゃ「2回アウト制」を導入するようだ。つまり1回目についちゃ注意で済ますも、2回やったら講習を受けて反省しろ、と
いうもの。おそらく有料になるだろう。

講習の時間など不明ながら(もしかしたら解っているのかもしれないが記者クラブの皆さんが伝えな
い)、受けなければ5万円以下の罰金というから、案外厳しいと思う。最低で午前中か午後一杯。講習料金も5千円を超えると考えていい。運用方法次第じゃ効
果出てくる。私は+αもあるんじゃないかと予想してる。

というのも今回逆走もダメだということを明確に打ち出しているからだ。逆走も信号
無視と飲酒と同じくらい事故を起こす可能性高い。もしかすると以上3つの他、もう1つか2つ、取り締まりの内容が含まれているか? 個人的には携帯電話を
操作しながらの運転と、ヘッドフォン運転を加えて欲しいと考える。

<おすすめ記事>

2 Responses to “自転車も道交法改定”

  1. 小寺 より:

    道路交通法改定については交通安全や社会環境に対する適合化というより、徴収する反則金が少なくなってきたので裾野を広げて売上を確保しようという目的が透けて見えて嫌な感じがしますが。
    もちろん現状の危険運転を野放しにしろと言うつもりはありませんが、今現在自動車に対して行っている「一時停止の標識の先に警官が隠れて、摘発」という方法を自転車に対してもやりそうで怖い。
    …という批判を避ける目的で公安委員長の発言があったのかと疑ってしまったり。
    自転車のヘッドフォン運転は危険だと思いますが、聴覚障害者の運転基準緩和とは対立しますし。
    薬については糖尿病や高血圧などの慢性疾患、末期癌や花粉症などの症状緩和のための投薬はどうするのでしょう?
    理屈で言えば一律に運転を禁止するしかありませんが、モルヒネなどの麻薬でさえも、血中濃度を一定に保つ摂取方法なら反応速度に差はでないというデータもありますし。
    もちろん血中濃度を一定に保とうが保つまいが、大量に摂取すれば意識が無くなりますので危険がゼロとは言いませんけど。

  2. ねこまんま より:

    私も自転車通勤がメインですが、携帯操作しながら、逆送、無灯火、傘差し運転、など呆れるくらいに多いですね。
    警察も無意味な取締りをするくらいなら混雑時に交差点に警官立たせておいて指導するほうがよっぽど良いかと思います。交差点に警察官が立っていれば自転車に限らず車や単車も気を使うから事故防止にも繋がると思いますけどね。
    あと整備不良の自転車の多いこと、防犯登録時に付けれるTS保険も年額¥500なのだから義務付けるべきです、これは自転車屋で点検しないとは入れないので整備不良も減らせる。小学生〜高校生までは学校全体で加入をさせればよいかと。
    蛇足ですが現在主流のカマキリハンドルになってから片手運転が容易にできるようなってから急激にマナーが悪くなったように感じます。昔のホリゾンタルフレームのセミアップハンドルはバランスが悪く傘差し運転なんかしようとしてもできなかった。いっそのことママチャリでもドロップハンドルを義務づけると良いかも?

このページの先頭へ