電気自動車の時代になる前にエンジンを心底楽しむ!

今週末は岐阜県の高山で全日本ラリーです。このラリー、レッキ車にデカール貼ったクルマも使えるためWRX S4を使う。先日シビック・タイプRに試乗して思わず欲しくなってしまっていたのだけれど、なんの! 久しぶりにWRX S4でロングドライブしてみたら、楽しさは勝るとも劣らず! そりゃそうだ。ラリーに出た時の足回りのまんですから。もう曲がる曲がる!

ターマック仕様です。乗り心地も質感高い

加えて競技に出るため装着していた33口径のリストリクターを外したら高回転までカッキ~ンと回る300馬力のパワーが戻ってきたのと同時に、レスポンスまでよくなった。CVTをクロスレシオ8速モードにすると、パドルシフトが気持ちいい! キーキーと鳴く競技用ブレーキパッドのため街乗りで使っていなかったけれど、鳴かないブレーキに交換して普通に乗ろうとかと思った。

そしてルーテシアのラリー5です! 手元に届いて2週間。諸準備が思ったより早く進み、本日ラリーナンバーも交付してもらえた。日本だと本来なら強固に守られた安全燃料タンクが車検に通らず。もう一つは大きな衝撃が加わった時に頭をホールドする頭の左右が前にせり出したバケットシートも「視界不良」ということで車検に通らない。一方、それが無いとWRCに出られない。

ゼッケン13でナンバーは4! あまり気持ちイクない

ということから自動車文化の理解が深い古屋議員など国交省に働きかけて頂き(ラリー界はお金が動かないので(笑)正真正銘利権なし)、海外と同じくようなラリー出場時だけに公道を走れるラリーナンバーというシステムを作ってくれた。ちなみに仮ナンバーに見えるかもしれないけれど全く違う。仮ナンバーは自治体で発給するため、自治体の名前になる。

いろんな人に助けてもらいついに日本の道を走れます!

ラリーナンバーは陸運事務局名前です。高山だと『飛騨』。安全燃料タンクはそもそも標準のタンクより安全だし、シートの視界不良はラリー時、必ず運転免許と出場資格を持ったコドラが乗り助手席側の安全確認をするということが特別許可の理由となる。ということで15日からハイランドマスターズだ。まだ敷地内でしか動かしていないため、実質的なシェイクダウン&慣らし。果たしてどうなるか?

今晩、壊して泣いてなければ「本物のホットハッチ」のファーストインプレッションをお届けします。

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2 Responses to “電気自動車の時代になる前にエンジンを心底楽しむ!”

  1. PAL より:

    先週のF1鈴鹿も、山本左近議員が色々働きかけて、初めて首相をF1に呼んだ、っていう事ですし、日本は議員が動かないと何も進まないのでしょうかねぇ。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    完走及びクラス優勝おめでとうございます!
    栗田女史からも祝電ツイッター入ってましたね!

    https://twitter.com/KURITA_KAORI/status/1581525297001771008

    ラリージャパン楽しみです!
    100%ゴーグルの出番がないことを祈ります!
    ご安全に!!

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