高速道路料金

高速道路の無料化は国民からの支持を得られない、ということから、現状維持といった状況になりそうである。また、渋滞を招
くと不評の土曜祝日1000円走り放題も3月一杯で終了させ、4月から平日休日問わずの上限2000円制度を導入する方向(軽自動車とトラックは未定)。

50%の通勤割引や深夜割引は廃止すると実質値上げになってしまうため残すという。まぁ東京や大阪近郊に住んでいる人は、現状の1000円走り放題からわずかな値上げで済む(近郊料金は無くなる模様)。総合的に評価すれば、そう悪くない料金体系の改訂になるだろう。

唯一の問題が首都高と大阪の都市高速の距離制化である。こらもうどういった観点からしても改悪。特に東京を通過するトラックなどは、イヤでも使わなければな
らない。都内を通過するルートのみ現在と同じ料金を適用するといった救済策が必要だと思う。物流コストを上げちゃいかん。

また、一般道の渋滞が増えることも覚悟しなければなるまい。私の場合、首都高を利用するのは現状だと15km以上に限る。14km以上は実質的に値上げとなるなら、もはや首都高など走らなくなると思う。そもそも不況下で、なぜ値上げなど出来るのだろうか? オタンコです。 

個人的には今でも「バイパス造りの計画のある区間に限って高速無料」を行うべきだと考えている。そいつが出来なければ民主党の存在意義など無い。もう一つ。逆説的ながら、日本を一周する高速道路網は絶対必要。こいつもバイパス工事と統合して抜本的な計画を練り直すべきだ。

まぁ民主党でも自民党でも無理だと思います。平成の坂本龍馬よいずるべし!

<おすすめ記事>

One Response to “高速道路料金”

  1. kumojyakii より:

    結局、国交省及び財務等の官僚どもに言いくるめられたってワケですね。
    理想に燃えていた民主党政治家も、実際のチカラってこんなもんですかね・・・。
    霞ヶ関をコテンパンにぶっ飛ばし、官僚権益維持主義をとり崩すには相当な「力」が必要なんですね。
    少なくとも小沢さんが民主党の第一線にいた頃はそういう気概を感じたんですがね・・・。

このページの先頭へ