2241万円のM8クーペとM235iに試乗。やっぱりクルマって楽しいね! と改めて思う

最近の試乗会は事前予約が必要。私のように口を開けて仕事を待ってるようなニンゲンだと一週間先なんか生きているかどうかすら解らない。ということで欠席がちなのだけれど、BMWから28日から10月1日までいつでもいいですよ、というムカシのような試乗会の案内来たので、台場のBMW東京まで乗りに行ってきました。試乗車はM235iとM8クーペ。どちらも未試乗です。

まずはM8。見た瞬間「こんなクルマ世の中になくてもイイ」の先頭に位置する感じ。デッカイのにキャンビンスペースちっちゃ! 徳大寺師匠の如く文学的に書けば「遊びに来た友人を近所の駅まで送っていく時に使う」リアシート持つけれど、クルマ好きの友達はクルマで来るワな。そもそも価格はベースモデルで2241万円。試乗車はカーボンブレーキなど300万円くらいのOP付き。

素直にカッコ良いですね! 奇をてらうことなくオーソドックスなクーペだ。搭載されるエンジンはムダの極地と言って良い4,4リッターV8ツインターボで625馬力/750Nmというスペック。ということで乗り込んで走り出すと「超楽しい!」。もちろん使い切れないパワーだけれど(0~100km/hは3,2秒だって!)、150馬力だって使い切れないですよ。こんなクルマを足にしたい。

あまぁ私と収入が一桁違う人なら220万円の感覚。高いクルマじゃない? ありがたいことに安全装備はフルスペック。高価なクルマほど安全であって欲しい。こんなクルマ買ったら袖ケ浦サーキットにでも持ち込み、タイヤ減らない範囲くらいでアクセル踏んだら楽しいだろうなぁ、と思う。ヨーロッパで買うと150万円くらいの燃費ペナルティを払わなくちゃならない?

続いて2シリーズのフラッグシップM235iを試す。日本だと絶版続出となってる2リッターターボの高性能モデルながら、いまだ新車で出してくるあたり素晴らしい。横置きFFベースの4WDで306馬力。ボディサイズは先代の3シリーズとほぼ同じ。クーペルックながらリアドアが付き、もちろんFFベースのため大人がしっかり座れるスペースを確保している。

これまた使い切れないほどのパワーだ。というか、こんな気持ちよい音を出してるのに、よくぞ騒音規制に引っかからないモンだと思う。ライバルはベンツCLA35あたりになるだろうが、カッコ良さや洗練された走りのフィールで優勢。ベンツAクラスも2シリーズも競技で使うワケじゃないから、オシャレさと性能のバランスが重要。このクルマも楽しいです!

乗っててFFベースだという感じが全くしなかったのでボンネット開けてみたら、なるほど横置き。2シリーズでもガッシリしたボンネットキャッチャーを2つ付けているあたりがBMWらしくていいね! 残念ながら自動ブレーキは最新のトリカム(3眼カメラ)じゃありませんでした。1500cc3気筒ターボを搭載する普通の2シリーズにも乗ってみたいと思った次第。

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