GDBインプレッサWRX STI、なんだか世界的に人気上昇中らしい!

私が初めて海外のラリーに出場したGDB涙目のインプレッサWRXは、WRCジャパンに出たり、タイのナショナルチャンピオンシップを走ったりして、最後のラリーは2012年のタイ国王杯。喜多見さんが乗って優勝しました。何と! オーストラリアにフネで行き、そこからヒコウキ(C130ハーキュリーズ)に乗ってニュージーランド。さらにフネで北海道へ。

その後、タイ2往復! ヒコウキにまで乗ったことのあるクルマって少ない。ラリーもWRC1戦。APRC3戦。タイ国王杯2戦。全日本1戦。タイ国内6戦といった戦歴。最後に出場したタイ国王杯で、喜多見さんは見事タイヤを除く全ての外板にダメージ受けましたね! ゴールしたときはリタイアしなかったのが信じられないくらいのボッコボコ具合でした。

そのGDB、1年くらい前にレストアに出したと聞いていたのだけれど、完成したそうな! ここにきてGDBも純正パーツがスバルから出なくなっていると言うことで、サイドシルやBピラーなどは新品をヨーロッパから買ってきたという。10年前、GDBの中古パーツはゴミの値段というイメージだっただけに、すいぶん状況変わったらしい。というか、スンゴイ人気です!

GDBの中古車相場をカーセンサーでチェックしたら200万円前後してるのね! 確かにスバルファンからすれば”輝いていた時代”の象徴みたいなもの。私は涙目も鷹目も思う存分乗ったけれど、いいクルマだと今でも思う。歴代スバル車の中でベストを挙げろといわれたら瞬時も迷わずGDB! ホントに乗りやすくてカッコ良かった! 2番手は4代目レガシィBPでしょう。

GDB人気、日本だけじゃない。ヨーロッパのWRCに行くと、お約束の如くスバルブルーのGDB軍団に遭遇する。アメリカも人気らしい。25年ルールまで(25年経ったクルマは右ハンドルでもアメリカで登録出来る)秒読み。GDBの相場、現在でも高いけれど、さらに高騰するかもしれません。カーボンフリーになる2050年以降も、バイオメタノール燃料で走れる?

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