アニメなヒト(8日)

ホンダF1の記事をYahooで書くと、必ずツイッターの反論出てくる。発言に責任を持たない名無しの権兵衛(現代流に言えばアニメなヒト)なので全く気にしないのだけれど、書かれている内容を見ると非常に興味深い。いわゆる社会を全く知らないのだった。

最も多いのは「ベンツだって苦労した。ホンダがすぐ結果を出せないのは当たり前」とか「ホンダも頑張っている。もう少し待て」。御存知の通りホンダが参戦を1年遅らせた理由は、ライバルより自由に開発できるという理由からだ。参戦すれば、自由に開発できない。

テストだって大幅に制限されてしまう。けれど参戦しなければトークン制度に縛られること無く自由に何度もエンジンを作り直せるワケ。その時に余裕カマして「これでイケるだろう」と2015年仕様を決めた。7トークンしか貰えないのも当然です。ライバルは2014年に仕様を決めた。

「ホンダだって頑張っている」は、おそらく自分と重ねているのだろう。実社会は努力で無く結果。どんなに頑張っても結果を残せなければ評価されない。加えてホンダの技術力を「ベンツに負けて当然」だと思っているらしい。もしかしたら第2期のライバルは弱かったと考えている?

私の考え方と全く違います。ベンツの技術者もホンダの技術者もレベルは同じ。むしろチームワークになれば日本の方が上だと考える。ターボだモーターだ発電機だという技術だって日本の得意分野。スタートが同じなら負けないです。ただ新井プロジェクロリーダーは自分がウサギだと誤解した。

第二期は川本さんが自分はカメだと考えF2から始めている。ホンダのブランク、大きかったです。F2で圧倒的な強さを発揮した後、F1に入っていった。しかもスピリットという新しいチームに、若いドライバーを乗せましたね。見通し付いた時点で勝てるチームを選んだ。そして本格参戦1年目に勝つ。

当時、ホンダはターボの技術を全く持っていなかった。レーシングエンジンも作っておらず。川本さんは本当に慎重だったし、F1に敬意を払っていたと思う。アニメな人達はホンダと一緒に心機一転頑張ったらいい。まずはツイッターのアイコンをアニメでなく自分の顔にすることからです。

大雨の中、湯河原の手前まで取材に行く。これだけ雨量多いと、どんな災害が起きるか予想も出来ない。帰りは東名渋滞のため、西湘バイパスと第3京浜使って帰宅。台風18号の被害が出ないことを願う。そんな中、駿河湾で地震。東京の南側を震源とする大きな地震が心配です。

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