何と! ホンダ八郷社長がコスプレ?(2日)

私は週末、北海道で雪道修行ながら、鈴鹿では『モースポフェス』という素晴らしいイベントが行われている。昨日の開幕セレモニー、何と八郷さんがル・マンで勝ったエンデュランス仕様のCBR1000RRに乗って鈴鹿を走ったそうな。写真下の白い くまモン のような出で立ちが八郷さんです(古いファンなら阿部孝夫さん風?)。ツナギ、この日のために新調したのだという。

大いに微笑ましい。そもそも「ホンダさんと一緒にイベントやりましょう」と誘ったのはモリゾウさんだという。ご自身ではバイクに乗らないけれど、同じモビリティの仲間として大切だと思っているようだ。自工会の会長になるや、必ず2輪車もキチンと盛り立てる。その流れでモリゾウさんはWRカーに乗るので八郷さんもぜひ! となったらしい。

以下ホンダ筋から聞いたのだけれど、割と気軽に八郷さんは引き受けてしまったらしい。周囲の人が「大丈夫か?」と思ったそうな(大笑)。このあたり、八郷さんにもホンダのDNAがキッチリ流れているんだろう。だってトヨタがWRカーなら、ホンダはスーパーGTというワケにゃいかん。F1やモトGPマシンでしょう! されど八郷さん、どちらも乗ったことない。

もちろん現代のモトGPマシン、凄く乗りにくいというエンジン特性じゃありません。けれどタイヤが厳しい。今やモトGPのタイヤはゴムというより樹脂に近いという。熱を入れ溶かさないと全くグリップしない。そんな状態で少しでもアクセル捻ったらその場で終了。そこでル・マンで勝ったエンデュランス仕様にしたワケです。それでも死ぬほど速いですが!

イベントは素晴らしかったとのこと。WRカーだけでなく(マキネン監督がストレートでヤリスWRカーをジャンプさせた)ル・マンで勝ったTS050や、当然ながらホンダのF1、両社のスーパーGT、モトGPマシンなどなど、日本でモータースポーツに取り組む2TOPの様々なエンジン音を存分に楽しめたことだろう。この手のイベント、皆さんの笑顔が素敵です! 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ