日本でも間もなくマイナーチェンジするミラージュに試乗!(7日)

昨日モーターショー会場で「明日現地メディア向けの工場取材と試乗会があります。お時間あればどうですか?」と誘われたので、帰りを1日伸ばすことにした。三菱のタイ工場、一度見たかったのであります。最初は試乗。日本でも試乗会を行った『パジェロスポーツ』を試す。といっても試乗レポートは長くなるため近々。なるほどカッコ良く、人気も理解出来ます。

タイ人はデザインに敏感。昨日最も驚いたのがホンダのブリオというモデルの不人気ぶり。 タイで高い評価を受けているホンダのブースは大賑わいなのだけれど、ブリオの回りだけ人払いしたように誰も居ない。見事に寄りつかない。苦戦していると聞いていたけれど、これほど無視されているとまで予想してませんでした。確かにデビューした時から「カッコ悪いですね〜」。

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その反省がBR-Vになったのだろう。三菱も先代トライトンでシェアを落とした。新しいパジェロスポーツはカッコ良いので成功しそう。タイ人の間でも高い評価を得ている。続いてマイナーチェンジしたミラージュを試す。日本でも間もなく発表するそうな。質感に欠けていたインテリアが大幅にグレードアップ。日本は当然として、タイで質感不足だと言われていたという。

外観も地味だった前期型より少し存在感出た。これまた試乗レポートは明日にでも。そうそう。グリーン爺さんが来年乗るミラージュは、フィンランドで作ったボディにランエボXのエンジン+駆動系を組み込んでいるそうな。2リッターです! こら速いと思う。カッコ良いし! こういったクルマが出てくるとミラージュのイメージも大きく変わってくるかもしれない。

続いてレムチャバン港に隣接する工場に移動。今や三菱で最も大きな工場になったと聞いて驚く。軽自動車を除く車両の生産台数でも日本よりタイの方が多い。生産ラインは溶接行程を除き、日本とほとんど同じ。働く人の環境にも留意しており、例えば完成検査ラインではエンジン掛けるが、最初からマフラーにカプラーかぶせ外に排気ガスを漏らさないようにしている。

ガソリンを注入する行程でもニオイを出さないよう、専用の吸気装置を付けてあった。タイ工場から世界中に輸出している。日本への輸出割合はどのくらいかと聞いたら「ミラージュをあまり売ってくれないので1%と低いんです(笑い)」。確かにミラージュは売れてない。本来なら売れ筋となるコンパクトカーながら、直近の月販は200台程度。日本に戻ったら伝えます。

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終了後、ホテルに戻ると20時。片付けなければ仕事を急いで仕上げたら22時。晩飯食ってませんでしたね、ということで近所の屋台へ。満席だったのだけれど、一人なら席を作ってあげる、ということで調理台の前に特等席を。具だくさんラーメンとシンハービールが美味し っす! これで110バーツ(約390円)。もう少しノンビリ滞在したかった。明日の朝の便で帰国です。

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