田嶋さんはエラい

久々の好天! 気温も上がりそう。折しも4月26日売り号の締め切り期間中のため、超早起きしてレクサスGX460の原稿を書く。何とか終了。高速道路が〜らがらだったこともあり、11時前にメガWeb到着しました。今日の担当は14時から16時に行われるデモラン解説担当であります。

今回ココロから「この人はホントにクルマの将来を考えてますね!」と思ったのが、モンスター田嶋さん。というのも6社合同イベント、皆さん手弁当。少なくともベストカーの勝股兄が声を掛けた人は、カンペキなボランティア。モンスター田嶋さんも勝股兄の意気込みに共感し「じゃパイクスピークとSX4のWRカーを出そう、となったそうな。

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今年還暦の60歳! 今回のイベントでのMVPです!

この2台、走らせようと思ったら、相当な出費を伴う。先日、やはり勝股兄に頼まれ気軽な気持ちで瑞浪のイベントにラリーカーを持って行っていき、同乗走行してもらったのだけれど、終わってみたら1ラリー分のメンテになってしまった。WRカーやパイクスピークのマシンとなれば、ハンパじゃない金額かと。

負荷の大きいターマックだからして当然の如くドライブシャフトは4本交換。ブレーキだって交換でしょう。WRカーのブレンボ、一体いくらするんだろ? もちろんお付き合い程度のデモランなら、それほどクルマも痛まない。されど見た人なら解った通りWRカーもパイクスピークも全開しちゃったのだ!

信じられなかったのがWRカー。同乗走行も全部フルアタック! 後で田嶋さんに聞いたら「クルマを好きな人を増やしたいんですよ」。参考までに書いておくと、昨日のランエボとインプレッサ(新井選手はザッカーの城市兄が呼んでくれました)のグループNもフルメンテを必要とするほど真剣に走ってくれた。

いろんな意味で様々なコトを考えさせられました。帰ろうとしたらカートップ鈴木兄が「トゥクトゥクに編集部まで乗っていってくれない?」。なんでも運転できる人が急用で帰ってしまったそうな。おやすい御用でございます。むしろ夕暮れの都内をトゥクトゥクでドライブ出来るなんて幸せだ。

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銀座『和光』の前。トゥクトゥクの運転手からの風景

レインボーブリッジを渡り、銀座のド真ん中を通る。600ccのエンジンだからしてタイした動力性能ないし、コーナリング速度だって低い(飛ばすと転ぶ)。絶対的な質感なんか評価の対象にもならず。でもフェラーリ乗っているより楽しいのはなんで? 精神的な充実感だって高い。

素晴らしいWRカーを走らせるお金の使い方は素晴らしいと思う。トゥクトゥクのシンプルさも素晴らしい。高級車? お好きならどうぞ。そんなことを言ってるからお金持ちと縁がなくなるんだろうな、と考える今日この頃です。

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