おまわりさんは帰るからね。(11日~13日)

5月11日 8時少し前に成田到着。果たして「申告書を書いて貰う代わり、海外のようにスルーで通す」と言っていた税関の対応がどうなっているか? 一番しつこそうな係官の居る列に並ぶ。するとどうよ! 「荷物は揃っているか?」に始まり「どこから来たのか?」。これじゃ書類を出す前の対応と全く変わらず。先日第2ターミナルの税関で聞いた話とカンペキに違います。

担当の人を呼んで貰い、事情を聞く。そしたら「いろいろ質問させていただくこともあります」ときた。「ランダムに聞くなら解るけれど今まで通り全員に質問している」と言うと「上に伝えます」。第2ターミナルの税関では「上から簡易にするよう指導されている」と聞いた。問いただしてみたら「確かに通関を簡易化するよう言われてます」。だったら現場の監督をしていると言うアナタの判断でしょ、と私。

今やこんな厳しく空港で通関チェックをする国って、私が知る限り発展途上国のごく一部を除き日本と韓国だけ。飛行機の場合、チェックイン時に全部の荷物を検査するため、事実上危険物は持ち込めない。麻薬も麻薬犬などでチェックしている。エロ関係の禁制品についちゃ全員の荷物を検査しなければならないが、そんなこと不可能。

島国根性全開バリバリのイギリスやニュージーランドでさえ、航空機を使った入国者に対しちゃユルい。税関は「何とか仕事量を確保しなくちゃあかん」、という役人の本能に従い、ほとんど意味のない仕事をしてるワケです。書類を出さなくていいなら今まで通り役人根性丸出しの税関で居ればいい。書類を書かなければならないのなら海外みたいにスルーで通すべき。

で、余った係官を、本当に必要な場所(港など)へ投入しろ、と言いたい。もし「納得いかない!」という人で、禁制品を持ち込んでいないなら、通関の際、キッチリ文句を付けて下さい。8時45分発の吉祥寺行きバスは、所用70分。JRより30分以上早かった。ベルギーのムスメが昨日から帰ってきており、夜は中野のお寿司屋さんへ。

5月12日 時差ぼけが若干残っており、9時過ぎに起きる。有り難いことに今日は仕事が山ほど。レガシィの試乗会や、アルファードの発表会も行けず朝から濃い紅茶飲んでバリバリ原稿書き。夜は銀座で国沢学校(クルマ関連以外の活動)の打ち合わせ。「何か社会貢献したい」と懸案事項になっていたのだけれど、私が長い間暖めてきたことに取りかかれそうです。

そうそう。昨日の夕方、携帯のキャリアを変えました。20年来使ってきたドコモとあり、ナンバーポータビリティしますと言ったら「長い間ありがとうございました」だって。逆にそれだけ。試しに「最後はどのあたりにあったのか解りますか?」と聞いてみたけど教えてくれず。

強く引き留められたら変えなかったかもしれないのに。かくしてヨメと2人でドコモからauに引っ越し。auはイタズラメールが少ないというので、今まで着信限定していたのを解除してみました。果たしていかに。

5月13日 本来なら遅寝遅起きになる時差ぼけに逆らって6時起き。CT誌のアミーゴです。超久しぶりの江ノ島へ。今回は最年少の20歳! 慶応大学で清水教授(といえば電気自動車でしょう)の研究室に入っているそうな。たった1年間勉強しただけと思えないくらい、いろんな知識を持っているのに驚く。そこらの自動車ヒョウロンカなど完全に相手にしないレベル。

詳細はCTで書くけれど、大いに感心しました。自動車メーカー希望とのことだが、大いに頑張って欲しい! 取材途中、鎌倉の小町通り商店街で吉田由美さん突如180円のクツ下をご購入。う~ん! セレブで売る吉田さんイメージ変わります。

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妙に嬉しそっす!

最後は鶴岡八幡宮だったのだけれど、何と! 26年ぶりに「思ひ出の場所」を見ちゃいました。おそらく梅雨の時期だったんだろう。21歳だったヨメと初めて遊びに行った、と思って欲しい。佐島マリーナかなんかでメシ喰った帰り道、買ったばかりのアウディ80乗って鶴岡八幡宮前を北鎌倉方面へ左折。

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当時は「急カーブ」の表示も無し!

写真の右コーナーに差し掛かった。するとどうよ! けっこうキツかったりして。ウエットだったこともあり、そのままアンダー出してガードレールにガチャン! アウディ80は見事クワガタ。お巡りさん呼んだら「ここ、よくブツかるんだよね~。ケガなかった? 良かったね。でどうする? そう。友達迎えに来るの。クルマはJAF呼んだ? 了解。

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当時はもっとごっついガードレールだった

事故証明いる? あ、車両保険入ってないからいらないの。じゃお巡りさんは帰るから。気をつけてね」。まぁ良い時代でしたね。終了後、急いで帰って原稿書き。中国の地震被害が甚大だ。あまり好きと言えぬ中国ながら、困っているとなれば話は別。出来るモノならすぐにでも駆けつけたい! 隔靴掻痒の思いです!

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