日本にも導入予定の新型インサイト、売れそうもね~です
このクルマ、日本でも販売が予定されている新型インサイトである。シビックよりラグジュアリーさを狙ったCセグメントのハイブリッド専用車だ。プリウスのライバルだと理解すれば間違いなし。気になるパワーユニットは2モーター式ハイブリッドで1500ccのアトキンソンサイクルと組み合わされた。つまりオデッセイやステップワゴンハイブリッドの1500cc版です。
EPA燃費は総合でプリウスと全く同じ22km/L。システム出力152馬力と、プリウスの122馬力を大きく凌ぐ。すでに試乗レポートが出回っているアメリカの評価を見ると、皆さんプリウスよりスポーティな走りが魅力とのこと。搭載されているリチウムイオン電池は1.1kWhと、これまたプリウスを凌ぐ。パワーユニットとして考えれば日産のeパワーよりスペックで優勢。
問題は「日本で売れるか?」だと思う。まだアメリカでの価格を公表していないけれど、プリウスと同じくらいになると言われている。日本でも200万円台後半のスタートになるんじゃなかろうか。乗れば良いクルマかもしれないが、いかんせんセダン人気低迷中。しかもホンダのセダンを買うのはホンダファンに限られる。となればシビックセダンと食い合いになりそうだ。
ホンダの国内戦略、イマイチ理解出来ない。このクルマも出る前から「厳しいでしょうね~」。ちなみにジェイドのマイナーチェンジは初期受注のみで後が続かないそうな。そもそも「欲しいぞ!」と思えるクルマをラインアップしないと売れないでしょうね。
<おすすめ記事>