電気自動車は環境負荷という点で大きいと言ってる人が多い。まぁその通りですけど‥‥
いわゆる”識者”のなかに「電気自動車は環境にやさしいというのはウソ。作るときに大量の二酸化炭素を出す」と主張する向きがいる。こういった皆さん、一昔前までハイブリッド車についても同じことを宣っていた。最近あまりハイブリッドは責めなくなりましたけど。まぁようするには自説が一番正しいと言いたいんだと思う。確かに電気自動車を作るのに二酸化炭素を出す。
されど作るときに使うエネルギー次第では、二酸化炭素を出さないで済みます。2050年のカーボンニュートラル、作るときに出る二酸化炭素までコントロールしなくちゃならないので御心配無用。とはいえ化石燃料を主なエネルギーとしている現時点で言えば電気自動車>ハイブリッドになる。もっといえば、ハイブリッドであってもライフサイクルだと軽い軽自動車に勝てない。
ということで現時点で最も環境負荷が小さいのは軽自動車であり、なかでも一番燃費良いのはアルトとミライースである。この2モデル、ハイブリッドじゃなくても普通に走って20km/Lくらい走ってしまう。それでいて大人4人を乗せてどこにでも行ける。荷物だってたっぷり積める。ということで電気自動車を否定する環境派の皆さんにぜひおすすめしたいと思う。
高齢者向けのモデルなど考えたらいい
さらに価格ということを考えればアルトは119万6800円スタート。ミライースだとADAS付きで92万6200円スタート。ミライースなら、おそらく最新スペックのADASとサイド&カーテンエアバッグを付けて110万円くらいからラインナップ出来ると思う。こういったクルマにマニュアルミッション車も用意しておけば高齢者用の環境負荷小さく安全なクルマになると考える。
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製造時のCO2の発生については、LCAという指標がある。
MX-30 EVの搭載バッテリー容量の35.5kWHは、LCAから最適な容量ということで決定されたという話があります。HONDAeも35.5kWHだったこともあり、LCAを大事にしてるんだなと思っていたら、欧米は全く関係なく航続距離を伸ばすことを考え、でかい重たいバッテリーを競うように搭載していった。そんなEVは結局のところ販売は伸ばせず、方針変更を迫られている。さて日本であるが、単に開発が遅れて、環境に最適な容量は…なんて議論は起きておらず欧米と似たような状況は起こりえる可能性はあったが、是非とも他国の失敗を糧に、進む方向を見誤らないで欲しいと切に思う。
ところで、EVの製造時CO2を語るとき使われるデータが古いと感じております。先のマツダ同様に三元系のリチウムイオンバッテリーで比較しているようですが、その後の議論について注意深く見ているのですが、LFPバッテリーで比較した議論を見つけることができません。三元系のニッケル、マンガン、コバルトというレアメタルを、LFPは使用しておらずかなり環境に優しいと思っているのですが、LCAという指標としてどう変化しているのか是非知りたいものです。
トヨタも日産も、LFPバッテリーの製造に大きく一歩前進させたタイミングでもありますし、LCAを使いEVは環境に良くないとの主張をされてる論者の皆さんこそ、是非LFPバッテリーでのデータを示して、新たに議論を巻き起こして欲しいものです。
これクルマだけではないですけど リセール品や中古車を扱う業者は 価格の決定権を持ってますけど製造が終了したモノに対してトンデモ価格を付けているんで驚きですね
ホンダS660を検索したら 走行少ない車両は400万超えも在るんですよ 販売価格は上がっているだろうなとは思ってましたけど実際ビックリです
最初はS660手に入れてチューンしてみようかなんて考えていたんですけど ND2000の方が最終的に所有車が1台という事になった時に無理なく行けるかな?何て考えているとこです。
いつの時代も趣味の世界では 若者はカモられますね。