ホンダF1、ベルギーGPはポールから5秒も遅かった。間もなく投入する大幅改良で巻き返し可能か?

ホンダF1がドン底の状態となっている。昨日行われたベルギーGPの予選タイムはアロンソが1分50秒002。ポールのメルセデス1分44秒361なので、5.6秒以上遅いということになる。ちなみに今シーズンから自社開発エンジンを使うアウディといえば1分45秒628の9番手タイム。新開発シャシを使うキャデラックだって1分48秒823とアストンマーチンホンダより速い。

スパは電池性能の低さが決定的なタイム差になる

タイム差が開幕時より開いてしまっている理由は予算制限のためである。「小さい改良を複数行うより大きな改良の方がコスパ良い」というチームの方針によるもの。改良型シャシは7月26日のハンガリーGP。パワーユニットを8月23日のオランダGPから投入する予定。ここまで読んで「なぜ同時に改良しないのか?」と思うことだろう。シャシ担当としては「1戦でも早く出したい」。

パワーユニット側からすれば「可能な限り完全な状態に仕上げたい」。シャシは調子悪くても走りきれるし、セットアップも可能。されどパワーユニットのトラブルはリタイアに直結してしまう。シャシとパワーユニットって要求されるモノが違うのだった。そいつが1ヶ月のタイムラグになる。ちなみにシャシには問題の一つとされているミッションも含まれる。

個人的に最も気になるのが電池。現在使っている電池は日本製のようだけれど、圧倒的な性能不足だと思っている(全く情報を出していないため100%推測)。12秒で1.2kWhを使い切る電池の技術を日本は持っていないんじゃなかろうか。おそらく改良型のパワーユニットはライバルが使っている電池を買うことになるだろう。熱に強い全固体電池だと予想してます。

改良型シャシとパワーユニットでどのくらい挽回できるだろうか? ニューウェイの設計が大失敗だったことはパワー差によるタイム差が出にくいモナコで露呈している。新型を投入するハンガリーでどのくらい速くなるか楽しみ。パワーユニットも電池をフルに使えるようになることで相当のパフォーマンスを得られると思う。ただ買える電池は一世代前の性能です。

シャシとパワーユニットが100%成功したとすればどうか。メルセデスとフェラーリ、マクラーレン、レッドブルという4強にゃ届かない。次の集団(アウディ、レーシングブルズ、アルピーヌ)に入ることができれば大成功だろう。優勝争いをしようとするのなら、自ら開発した最先端の技術を投入しなければならない。その日を夢に見て応援したいと思う。止めなければ勝てます。

<おすすめ記事>

One Response to “ホンダF1、ベルギーGPはポールから5秒も遅かった。間もなく投入する大幅改良で巻き返し可能か?”

  1. よしこ より:

    このタイムは・・・悲惨過ぎます。
    シャシー、ギヤボックス、パワーユニット、電池のそれぞれに問題があるようですね。
    はたしてどこまで挽回できるのか、それは今季なのか来季なのか?
    もちろんこのままでは終わらない(終われない)はずなので、気長に待ちたいと思います。

コメントを残す

このページの先頭へ