プリウスのボンネット開けたら最近のクルマには珍しくキカイだらけだった件! 

一昔前まではクルマ好き同士でよく「エンジン見せてくれますか?」とやったモンです。でも1990年代からエンジンルーム内に樹脂のカバーなど付けるのが流行し(騒音防止という観点もある)、最近はボンネット開けてもカバーしか見えない車種すら多い。プリウスの写真を撮ろうとボンネット開けたらクリビツテンギョウ! なんだこりゃ状態!

もはやメカメカですよ! カバー類、一切無し! 久し振りに全ての構成部品を説明してあげられる。右上はインバーター。その下にモーター。左はエンジンで吸排気の取り回しや、エンジン気筒数なども子供に教えられる。いやいや壮観! ボンネットキャッチャーの前には『ハイブリッド・リボーン PRIUS』とある。このクルマを作ったチーム、なんか違う?

PHEVの試乗レポートはベストカーWebで近々。袖ケ浦サーキットで試乗した時より「いいね!」だったのがバランサー付きのエンジン。ハイブリッドはバランサー無しのためエンジン掛かると若干賑やか。PHEVはバランスシャフトを採用しているため、すんごく滑らかです! 4気筒と6気筒の差があるというと少し大ゲサかもしれないが、そんな感じです。

またADASの機能がたくさん採用されている。高性能化されたリアのミリ波レーダーを活用しあおり運転をされていると判定されたら、自動的に「通報しましょうか?」と提案され、Tコネクトのボタンを押すだけで救援活動が始まると言うから驚き! 気になる納期だけれど、なかには2年待ちにならない地域&ディーラーもあると聞く。東北地方が割と余裕あるらしい。

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6 Responses to “プリウスのボンネット開けたら最近のクルマには珍しくキカイだらけだった件! ”

  1. とうふ より:

    素人からするとPHEVだけバランサーありのエンジンなのが不思議ですね。
    何かトヨタに狙いがあるのでしょうか。

  2. とうふ より:

    先程PHEVだけバランサーあって不思議だ、トヨタに狙いがあるのかななどとコメントしてしまいましたが、国沢先生の以前の記事に「ハイブリッドモードでエンジンかかっていても電気自動車モードに近い静かさを追求したかったとのこと」とありましたね。ちゃんと調べてコメントしないとと反省してます。
    しかしこのあたりカタログ見てただけではなかなか気が付かないところで、非常に参考になります。

  3. アミーゴ5号 より:

    ボンネット下のメカメカした臓物と、キャッチャー前のロゴに反応しました。

    機能に関係ないモノは省き、デカール等のコストを掛けずにさり気なくメッセージを伝え、その分見えるところや基本性能にお金を集中する。

    これだけでも、開発陣の熱い想いといいクルマ感を妄想することができます。

  4. ぽむ より:

    そう言えば、トヨタはこの世代のADASから、以前より「日産やボルボの様に股抜きしないのか?」って言われてた、ミリ波レーダーの股抜きしてる様ですね。
    プリウスのカタログに記載があってびっくりしました

  5. トヨタ車ユーザー より:

    先代プリウスには、最廉価のEグレードだけエンジンにカバーはありませんでした。おそらく、今回無くしたのはコストが原因だと思います。でも、異物混入を防ぐためのキャッチャ周りのカバーはなくならない。そこにはメッセージを。
    ハイブリッド・シナジー・ドライブからハイブリッド・リボーンへ。特に内燃機関NGを掲げている欧州への挑戦だと思います。
    CAFEクリアできるかもしれないとはいえ、欧州メーカーはこの「メカメカしい」ユニットを今から作るのは難しいでしょうねえ。

  6. K.A より:

    新型プリウスが発表された時に馴染みの営業さんにPHEV購入の打診をしました。実写を触るのは勿論、全く見ずに購入の意思を伝えました。まあ今のトヨタなら期待にたがわないだろうと思ったからです。期待通りのようですね。1月には納車は7月以降とのことでしたが、連休明けにはクルマの完成目処の連絡があるそうです。そういった連絡もきちんとされており、顧客第一主義が伝わります。今から待ち遠しいです。ちなみに、普通のHVはFFと四駆どちらがおすすめですか?四駆推しがよくみられますが、国沢さんの判定をどこかでお聞かせください。よろしくお願いします。

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