アクセラ、スケベ根性

新型アクセラが発表された。いろんな意味で興味深い! 例えば売れ筋になると思われるディーゼル。今まで150馬力の低出力仕様になると書いてきたけれど、フタを開けてみたらアテンザと同じ175馬力。しかもビックリするくらい高い! 298万2千円ですから。ディーゼル人気に乗ってスケベ根性でちゃった?

ただ超フル装備である。ナビはもちろん、自動ブレーキもショートレンジ&ロングレンジ対応で、リアもキチンと見張ってくれるタイプ。ホイールは18インチでBOSEのスピーカーまで付く(アテンザと違ってBOSEらしい音が出るらしい)。これだけ装備付いて300万円を切ってれば「納得しちゃおうかな」でございます。

一方、期待してなかったハイブリッドが案外お買い得プライスだったりして。249万9千円の『ハイブリッド-S』は、ナビやクルコン、HID、16インチタイヤを標準装備している。同じ装備内容のプリウスよりお買い得なんだから素晴らしい。デザインや乗り味を考えたらプリウスを買ってる場合ぢゃない?

30,8km/Lというプリウスの30,4km/Lを抜くJC08燃費を実現していることにも驚いた。トヨタのア
トキンソンサイクルより、スカイアクティブGの方が熱効率高いということです。残念ながら自動ブレーキはハイブリッド仕様のみ付かない。こいつが付けられれば迷うこと無くプリウスじゃなくアクセラでしたね。

ハイブリッドとディーゼルは食い合いになるかと思いきや、ディーゼルを高級&マニアック。ハイブリッドをECOでエコノミーに振ってきた。マツダの商品企画アッパレでしょう! クルマ好きはディーゼル買い、それ以外の人ならハイブリッ
ドに魅力を感じると思う。けっこう売れるかもしれません。私も誉めちゃいそう。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ