中国が猛追を開始!

とても深刻な状況が進行中である。今朝のベイFMの電話出演でもコメントしたのだけれど、日本の自動車メーカーから三行半
を突きつけられた「使いづらいかもしれないが優秀な技術者」が中国の民族系メーカー(欧米日のメーカーと提携していない独立系)に続々就職しているのだった。

これらの技術者、専門分野についちゃ超の付くくらいのエキスパートが居るそうな。もちろん途中退社の方だけじゃない。役員級になると定年後も「他のメーカーを手伝わない」という暗黙の了解事項あるも、専門職の方はどんな仕事しても自由。まだクルマ作りをしたいと考えている人だって少な
くなかろう。

実際、北京ショーのレポートでも書いた通り、民族系の自動車メーカーもクルマの仕上がりがイッキに向上し始めた。輸出を始め
たチェリーだって2年前と明らかに違う。中国人は努力するだけでなく、日本の技術をドンドン採用するそうな。日本の自動車メーカーが30年掛けて作ったノ
ウハウです。

中国の自動車メーカーに荷担する技術者を悪く言う気は全くない。日本の自動車メーカー自らが作った問題だと思う。いずれにしろ中国の自動車メーカーは間違いなく急成長する。韓国勢にすら追い上げらてアップアップしそうなのに、さらなる強敵の登場ということ。事態は相当深刻かと。

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3 Responses to “中国が猛追を開始!”

  1. 小林 英弘 より:

    本題とは関係ないですが、写真の黄色いチェリーQQってあの写真のアングルから見ると私が以前乗ってた最終型トゥデイ(JA4)の4ドア(アソシエ)によく似てますね。エンジンがキュンギュン回るカッ飛び君でした(笑)。

  2. GWに韓国(釜山)に行ってきましたが、韓国車がカッコイイ・・と思ってしまいました。
    現代のみならずKIAやGM大宇も頑張ってるように見えました。あれに比べると国産車がなんだか野暮ったく見えてしまいます。日本車のシェア喰われるのも解る気がします。
    私個人は韓流でもなんでもないですけど、日本車大丈夫か?と思った次第です。

  3. MCタイチ より:

    中国人の作るものは海賊版DVDか毒入り餃子くらいにしか考えていない日本人が未だに多い中、こういう問題意識を持って発言するジャーナリストは貴重だと思います。
    日本企業は(業種にもよりますが)人事にしろ事業展開にしろ、変化のスピードが遅すぎますね。外国人を雇っても優秀な人ほど早く辞めてしまうといいます。理由は昇進のスピードが遅いから。
    仰るとおり、日本人は状況が不利になるほど守りに入っているように見えます。「ほどほどの成長で良い」というのは一見合理的に見えて、旧体制を温存しながら衰退していく道です。先進国で2桁のGDP成長はあり得ないし必要もありませんが、質的な成長は必要です。競争なくしてイノベーションなし。イノベーションなくして成長なし。成長なくして生存なし。

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