政権交代で暫定税率廃止

政権交代となった。クルマに関する変化点を考えてみたい。最も大きいのは、来年4月1日からの暫定税率廃止である。ガソリン1リッターあたり26円
36銭。軽油17円96銭分の上乗せ課税がなくなります。その他、取得税は5%〜3%に。1トンあたり1万2600円の重量税も5千円に。


ニフェストの大きな項目となっていた高速道路の無料化は徐々に行われるだろう。とりあえず地方の交通量少ない路線からか? それより心配なのは、一部の議員がコメントしているらしい自動車税の上乗せ(1台あたり5万円というウワサも)。民主党の中でも自動車に関する評価は大きく分かれているようなので、やや気になる。

この2点を除くと、どうなるのか全く解らない。というか、自動車産業は伝統的に政治と距離を置いてきた。強いて言えばEVに代表される環境対応技術の予算が増える程度で、今までと大差ないと考えるべき。個人的には「自動車は市民生活の必要悪」という教育を何とかして欲しいと強く望みたい。このままだと良い人材が集まらないです。

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5 Responses to “政権交代で暫定税率廃止”

  1. もっさん より:

    1世帯あたり5万円とかならまだいいんですけどね。
    田舎の方とかは軽トラなんかも使ってて、1世帯で2・3台持っていたりしますし、どうなるんでしょうね?
    軽自動車には上乗せしないとかなら、みんな軽自動車しか買わなくなりそうですし(笑)

  2. HT より:

    暫定税率の廃止と高速道路無料化で嬉しく思っていたら、環境税と言う名で負担が来そうですね。
    最近は「エコのために、車には乗らないようにしましょう」というような風潮になっている気がします。
    私は車が好きなので、むしろ「車に乗ってエコ」なんて考えていますが、車が悪者にされているのが少し不快です。
    殆どの車がEVになれば車=悪という方程式が終わるかもしれませんが・・・

  3. ハルシオ より:

    都会のように公共交通機関が発達していれば自家用車はなくても不便はないのでしょうが,
    私の住んでいる地域では自家用車がなければ通勤すらままなりません.
    自動車が社会悪と考える方はおそらく都会にしか眼が向いていないのでしょう.
    私の住んでいる地域は人口はそれなりにあるので,公共交通機関を発達させる余地はあると思いますが,
    人口の少ない地方の場合は車は絶対に必需品です.
    そういった地方の事も含めて政策を論議してもらいたいものです.

  4. B.Y より:

    自民にせよ、民主にせよ、官僚にせよ、
    こいつら殆ど全員が、
    予算これだけだしこの車の中古にしようか?下のクラスの新車にしようか?
    とか、今月高速使い過ぎだから今日は遠出止めようか?下道走ろうか?
    とかガソリン満タンにして家族で出かけるか?ファミレスに食事に行くか?
    なんて事は考えた経験無いヤツらなんでしょうね。
    ヤツらのやる事には期待なんぞ、してません。

  5. Fufuhu より:

    EVになっても車=悪の風潮は変わらないかと、
    てか、民主党の一部の言ってる自動車税を一台あたり5万円も上乗せされたら、僕は大学に通学が不可能になります。公共交通機関に至っては電車だと片道2時間半(しかも終電が11時半くらい、駅までの最終バスは6時半)なんて状態なので。

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