1km/hの速度違反と呼気濃度0.15mg未満の飲酒はゴーンさんの件と似てます

ゴーンさんの件で弁護士の皆さんの見解が大きく分かれている。同じ東京地検特捜部出身の弁護士さんの意見すらバラバラ。どうなってるんでしょ、と疑問だったけれど、何となく解ってきた。ようするに1km/hの速度違反と同じです。法律的には制限速度を1km/hオーバーしたら違反だ。弁護士さんは自分の仕事の領域を確保すべく「違反です!」と言い切る。

一方で「違反だけれどその程度なら犯罪として認定するのは難しい」。これも弁護士さんの仕事の領域になる。あやふやで弁護士さんが登場しないと不安にさせておけばいいということなんだと思う。もっと言えば白と黒の領域が大きいということでしょう。果たして1km/hの速度違反はどうか? 私は違反でやっちゃいけないことながら、反則金などの処分対象にはならないと考えます。

これは灰色部分の解釈。もう1つ。酒気帯び運転のような違法行為もあります。飲んじゃいけないのだけれど、呼気濃度で0.15mgに達しなければ違反にならない。極端に言えば0.15mgに達しなければ飲んでいても取り締まり基準に達しないということ。ただ社会人がそんなことしちゃアカンと思う。だからこそ私は呼気濃度ゼロにならないと運転しちゃアカンと皆さんに言ってる。

右のタニタは通販で3250円

この場合、違反じゃ無いけれど社会倫理からすればアウツだ。例えば私がクルマを運転するのは14時以降。12時にビール1缶飲んでいるところを誰か見たら100%「アイツはダメだ!」という評価になります。ゴーンさんの件、1km/hの速度違反と0.15mg以下の酒気帯び運転のような気がしてきた。100km/hオーバーの超危険運転や、泥酔状態でハンドル握ってるのと違う感じ。

そんな私は飲んだ翌朝の運転時にアルコール残っているか不安な皆さんのため、市販アルコールチェッカーの試験中。1万円の製品と3000円の製品を比べています。今晩も特に忘年会や、ましてやバテレンじゃないのでXマスのパーティなどないですが、やむを得ず飲んで性能比較しなければなりません。性能同じであればタニタの製品の方が携帯しやすく、価格も魅力的かと。

そうそう。もう1つ。今やGPSで正確な車速が取れるようになってきた。先日も制限速度100km/h区間でパトカーがメーター読み100km/h(ある機材で計った実車速は95km/hだった)で走っていたのだけれど、皆さん抜かさない。GPSの速度計も併用してやれば、許された100km/hで移動出来るようになる。登頂衛星『みちびき』が11月から4機体制になった。これを機にどうよ。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ