改めてプリウスを考察する。ダメなデザインがクルマの売れ行きに決定的な影響を与えることを証明

2023年のCOTYはプリウスが獲得した。プリウスがCOTYを獲得するのは初代と3代目に続く3回目。COTY獲得率ということで考えたら、ホンダ「アコード」と並んでTOPクラスとなる。かくいう私も、COTYを獲得した3回は全て満点を入れている。ちなみに2代目も良いクルマだったものの、大いに迷った末、4代目のスバル「レガシィ」に10点満点。

4代目プリウスについていえば、デザインからしてお話になっていない。また、私自身プリウスのパワーユニットに激しく共感し、初代モデルは初期(10型)と後期(11型)と2台乗り継いだ。さらに2代目と3代目も購入してます。4代目は見た瞬間に購買意欲をなくした。ここで改めて、25年以上の歴史を持つプリウスというクルマについて考えてみたい。

1997年に登場した初代は、説明するまでも無く世界初の複数のパワーソースを使う「ハイブリッド」というパワーユニットを実用化した。プリウスに積まれるハイブリッドシステムの面白さはふたつ。ひとつめは、1.5リッターで58馬力という、単独では使えないような低パワーながら圧倒的に熱効率の良いエンジンを開発し、必要な時にパワーを補うモーターを組み合わせ、使い勝手の良いパワーユニットに仕上げたこと。<続きを読む>

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2 Responses to “改めてプリウスを考察する。ダメなデザインがクルマの売れ行きに決定的な影響を与えることを証明”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    50プリウス、セーフティセンスが付くHEVは一時期これしかなく、仕方なく買いました。
    豊田会長にデザインを否定され(ごもっとも)ても、かたくなに歌舞伎顔にした当時の豊島CEっていま何やっているのでしょう。当時のプリウスの全てに載っていますが、この人が諸悪の根源ですよね。PHVも開発途中から別シリーズにして空振り。
    ただ、プリウスってベースグレードならあまり大きく値上がりしていないんですよね。ある意味価格の優等生かも。
    初代:215万円
    2代目:233万円(おそらくこのくらいの値段)
    3代目:205万円(Lタイプ これでもスマートエントリー付きでイメージカラーが選択可)普通のグレードはやっぱり230万円くらいで変わらず
    4代目:242万円(Eグレード 8%消費税時、セーフティセンス付ければ250万円)
    5代目:275万円(初めてビジネスグレードと公称。KINTOがイヤならこれに+30万で同じ安全装備が手に入る、意外と登録済み未使用車多い、笑)

  2. なかさん より:

    何時も楽しく拝見しています。個人的にはプリウスの前、後ろデザインがすきになれないです。と言うかトヨタ全体のデザインが好きになれないです。デザインはマツダですね。ただCX60ぐらいから段々イマイチになってますが。これかも楽しい記事宜しくお願いいたします。

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