24日&25日
24日 午前中原稿書き。昼からレガシィSTIの試乗。驚いたことにツーリングワゴン(WRブルー)とB4(ホワイト)の乗り味が全く違う。こらもう自動車評論家の適正テストみたいなモノ。皆さんどういった評価をするのか大いに楽しみ。もちろん私は正しい情報をお届けします。その前に永田がブログで書くか?
この個体の評価が楽しみ
終了後、都内のサカナ屋で情報交換会。ここにきてメーカーと自動車メディアの関係が決定的に厳しくなってきたようだ。日産と並んで評判悪いの、スズキ。海外で発表した新型スイフトの写真をリクエストしたら、無いの一点張りだったらしい。海外じゃ普通に出回っているのに。スズキも日産もケンカしたって良いことないのに。
25日 朝から三菱コルトとD5の試乗。これといった大きな変更は無いのだけれど、乗ってみて欲しいと雑誌に連絡あったそうな。ページを確保してくれればめっけモン。無料で記事になります。個人的にTOPで紹介したコルトの99万8千円に興味合ったので、良い機会でございました。お買い得だと思う。
久々にD5のハンドルを握った
終了後、横浜に移動しジュークの試乗。ハナッからスタイルは、いわゆる「××セン」系のため、個人的には好みのスジから離れている。ただ気持ちは解ります。したがって純粋な機械としての評価など。結論から書くと「欲しかったら買ってよし!」。クルマとしては良く仕上がってました。
また姿勢制御装置VDC無くてもリアのスタビリティは十分! 今回オプションでも設定されていない理由を聞いたら「開発が間に合わなかったんです」。法規で装着しなければならない国が開発の優先順位で上。評論家の皆さんも日産を攻めるより、法規で義務づけない国交省を叩くべきでしょう。
ハマる人はハマルと思うスタイル
参考までに書いておくと、評論家の皆さんコンパクトカーや軽自動車は姿勢制御装置が付いていなくても批判しない。批判するしないの仕切り線をどこに引いているのか聞いてみたいモノだ。当然ながらユーザーは安全性に疑問を感じたり納得出来なかったら買わなければいいだけ。
という私も、ジュークのように「VDCが付いていないのはケシからん!」と言う大きな流れになると「付いていなくてもいい」と声高に主張する勇気無くなる。だってもし「付いてなくてもいい」と書いたのを読んだ人が購入し、横滑り事故を起こしたら責任取れませんから。原理主義は論争になると強い。
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根拠はない個人的な感覚で言うと、
3列ミニバンは横滑り防止装置標準で欲しいですね。フリードとかでも。(でもパッソセッテやシエンタは不必要か?)
加えて2Lクラスの排気量や重量なら「車格的」に付いていて良いでしょ。と思います。
従ってジュークは軽量で排気量も小さいのでグレーゾーンかなぁと。(RVRは欲しいですね。)
小生、仕事の関係で訪れる池袋駅東口に面した明治通りをレガシイツーリングワゴンSTIが駆け抜けていく風景を目撃し、実にいい空気が周囲に漂った。
この他、やはり現行レガシイ・シリーズの2.5GTのセダンやワゴンが立て続けに駆け抜けていき、明治通りのタクシー乗り場に並ぶクラウンやセドリックのタクシー群とは好対照を成す独特の「味わい」が感じられ、周囲を取り巻くメルセデスCクラスやBMW320i群と対峙する「日本代表」の風格が感じられたことを伝えておこう。
少々垢抜けず、それがかえって愚直さとミーハーっぽくない重量感を醸しだすスバル車独特の造形、名は体を表すと言ったら言い過ぎだろうか。
この他、レクサスISシリーズもIS250バージョンLの初期型(2008年以前)が音もなく走り去り、小型BMW、小型メルセデスと野暮ったい国産車タクシー群の合間で異彩を振りまいていたのが頼もしい!
と、この通り都内明治通り沿いの池袋駅東口で人待ち兼休憩を取っていると、様々な「クルマ人間模様」が展開され、見ていて飽きないのが良い!タクシーやミニバン/コンパクトカー以外の本格的乗用車の分野では今や都内ではメルセデスやBMWの方が国産車を上回って目に付く現状だが、そうした中で健気に自己表現を行うスバル車にレクサス(LSとISが目に付く)、日産フーガ/スカイラインには各々「日本代表」としての風格が漂っておりヨーロッパ車とは異なる魅力が感じられると思う。
この他、日産ジュークのグロテスクでなまめかしさを秘めた造形も何台か見受けられ、腐るほど多いプリウス群の嫌味の無さ→希薄な存在感とは対極を成す存在感で路上にひとかどの主張を与えており、日本車のデザインがようやく新時代に突入した感を覚えた次第だ。