国沢は中国勢を高く評価しすぎると言われるが、ダメなものはダメです

バンコクショーのレポートを見て「国沢は中国車に甘すぎる」と考える人もいることだろう。中国製品を信用しない人だって少なからず居る。実は私もそんな一人。今まで中華製品に何度も「やっぱな~!」という思いをしてきた。したがってそれなりの評価基準は持っている。例えば下の未奥『BOMA』というモデル。日本のミニバンを小さくした? これ、皆さん評価している。

なるほどエクステリアもインテリアも上手にまとまっている。シーと素材やフレームだって納得できる仕上がり。20分ほど前後シートに座ったりスイッチ類をチェックしたりエアコンの効きを試したりしたが、悪くない。どうやらインテリアの素材など生産する工場は、日米欧のノウハウをしっかり学んでいるように思う。同じレベルの樹脂やモケットは作れるようになった。

写真の通りインテリアはなかなか凝っていて楽しい。少なくとも価格コンシャスな日本の軽自動車よりずっと夢がある。液晶たくさんあるし、センター液晶の左側のスペースは光る。タイで販売しようってんだからエアコン標準装備。しかも右ハンドルときた。この手の中国製小型電気自動車で右ハンドル仕様車が確認されたの、初めて。日本で売るとしたら120万円ってイメージ。

サイズは全長3517mm×全幅1495mm×全高1660mm。ボディサイド、日産デイズのコピーなので、軽自動車ワクに合わせることは可能だと思う。モーター出力41馬力のため100km/hくらい出そう。リン酸鉄リチウム電池の容量は11.9 kWh&18.5 kWh。航続距離130 km&200 kmと必要にして十分かと。でもこのクルマが日本で通用するなどありえない。

ボンネット開けたらこんな。インバーターや、その他の補機類などはチャンとしたメーカーから調達しているのだろう。それなりのクオリティを持つ。ボディ構造そのものもプレスされた鋼板を使い、普通のクルマを作る生産工程になっているようだ。されどインバーターの載せ方や、駆動系などの搭載方法が厳しい。こんなクオリティだと長持ちしないだろう。

頑張っているように見えてダメ! やはりクルマ作りを日米欧の自動車メーカーが根っこから手がけないと無理。BYDや長城汽車は大量の技術者をやとっているし、上海汽車なんかVWとGMの技術をそのまんま使っている。だからこそ中国の大手は怖い。アイフォーンだって中国製。中国工場製のオデッセイを見ると、日本で作ったクルマと変わらない。

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3 Responses to “国沢は中国勢を高く評価しすぎると言われるが、ダメなものはダメです”

  1. 猫まんま より:

    車の出来が物凄く良くなってるのは認めます、特にBYDなど。デザインなんかホンダよりもよほど日本人好みだし試乗車なんだろうけどたまにBYDの車のを見ると「いいんじゃね?」と思います。ホンダはBYDからデザイン指導受けた方が良いんじゃないかな?
    ただ車というのは耐久資材でやっぱり命を預けるのだから絶対的な信頼性と耐久性が求められます。一般的な日本人にとって車とは車検だけ受けてれば20年くらいは故障無しで乗れるものですから。最近は日本のメーカーもダイハツを筆頭にいろいろやらかしていますがそれでも中国メーカーとどっちをとるかと言えば日本メーカーだと思います。この先10年20年先まで不具合が有ればきちんとリコールして修理対応が期待できるかと言えば中国の今までやってきたことを思えばやっぱり疑問ですね。
    ヒョンデのように昔日本で売ると息巻いて結局撤退して懲りずに現在はネット専売で売ろうとしてますが都合悪くなったら撤退する気満々ですね。
    前から書いてるけど本当に怖いのはグループ傘下に入れてもらえずに実質他メーカーグループとの関係が浅いマツダが買収されてディーラー網を乗っ取られてマツダブランドでマツダの保証を付けて売ったりされるとかならかなりヤバいと思います。
    4/1に国沢仕様がネタでやってた中国車のPHVが200万とかでマツダから発売されれば皆さんも考えるんじゃないかな?てか本気で相当売れると思います。いっそマツダはBYDと提携して売らせてもらえば良いのかも。

  2. uresiina より:

    EVは、テスラの例のように、オーナーの知らないうちにセッティング変更等できるようです。
    台湾有事等の場合、場合によっては車が動かなくされる可能性もあると思います。
    車を発火させることも出来るとしたら、、、?
    等々、車自体の評価以外に、考えるべき要素は多いと思います。

  3. トヨタ車ユーザー より:

    これまたすごいニセ軽自動車を!
    宏光EVのときは大量生産に成功し「これはすごい」と言われたのに、まだこういうコピーデザインと汎用機器で車を造るメーカーがあって、玉石混合という意味が分かりやすいです。これも中国年産2000万台だか3000万台の中に入っているのでしょうか。
    数年経てば故障してメーカーはなくなっている…と容易に想像できます。
    こんなレベルの車、新興国でばら撒けばたいそう売れるでしょうが、数年後にはやっぱりだめだと評判がたち、それなりのコストでないと車は造れないとなって中国の車も安くはなくなると思います。
    中国の補助金政策によるEvのダンピングはいつまでもつのでしょうか。建築バブルでそうとうやられていると聞きますが(億ションが建設中止で放置されるなんて考えられない)。。。

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