豊田章男さん、FIAの評議委員に選ばれました! 自動車企業の社長としちゃ初めて!

あまり大きな話題にならないと思うけれど、クルマ好きとしちゃ驚くべき”事件”です! 何と豊田章男さんがFIA(世界自動車連盟)の評議委員に選ばれたという。FIAと言えばクルマ文化(趣味)の総本山。F1やWRCのあり方を始め、クルマがどちらの方に向かうか決める団体である。JAFや世界最大の自動車連盟として知られるAAA(アメリカ)もFIAの意思を強く尊重します。

FIAの公式サイトへ

公式サイトによれば「豊田章男氏は、2009年からトヨタを率いており、生産、マーケティング、製品開発など20年以上にわたってさまざまな経歴を持っています。彼はまたサーキットレースとラリーの両方で熱狂的なレーシングドライバーであり、製品開発段階ですべてのトヨタとレクサス製品をテストするマスタードライバーとしても知られています。そして日本自動車工業会の会長として日本の自動車産業をリードしています。FIA上院に加わった最初の自動車業界のCEOです」。

評議委員に選ばれることの凄さを皆さん理解出来ないと思う

本来自動車メーカーの社長は評議員として選ばれることなど考えられない。自社の利益を優先すると思われるからだ。自動車文化は欧米で生まれ育った。日本人が評議員として選ばれることだってあり得ないのに、しかもトヨタという自動車企業のTOPとなれば反対意見続出して不思議じゃない。選出の理由についちゃFIAのステートメントを読むと「なるほど」と思う。

考えてみたら昨年もイギリスのメディアから「現代のエンツォ」と書かれていた。トヨタという自動車メーカーの代表がこんなイメージを持たれるようになるなんて10年前じゃ考えられなかったこと。クルマ好きとしてもこれ以上の栄誉は無いでしょう。個人的には「他のメーカーも頑張って欲しい!」と思うのみ。豊田章男さんの10分の1でいいから自ら情報を発信して欲しい。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ