3月も低迷

自販連が3月の販売速報を発表した(軽自動車を除く)。全体的には「販売減少に歯止め掛からず」といったイメージ。国産車の台数を見ると対前年比87,3%という大変厳しい数字となっている。ついにトヨタまでも全メーカー平均を下回る同86,2%になってしまったから驚く。長引く低迷から抜け出せないのは、84,2%の日産と81、6%だったスバル。特にスバルの場合、レガシィの販売が伸びなかったらしい。5ナンバー車(インプレッサ)の数字だけ見ると109,7%で悪くないものの、明らかに低価格を売りにする伝家の宝刀『激安仕様車』効果による伸び。ちなみに5ナンバー車の登録台数は4171台(昨年3月が3801台)と、けっこうな台数。激安仕様車、6月にフルモデルチェンジすればカタログ落ちしてしまうため、次期型インプレッサが狙い通り売れたとしてもスバル全体じゃ販売増にならないという悩みも抱え込む。レガシィのデビュー後もレオーネの格安車『マイア』を販売したり、プレオをやめられなかったりした”実績”もあるため、販売台数を上げようとすれば現行インプレッサの継続生産もあるか? ちなみに現行インプレッサ、ボディ骨格はWRCにそのまんま出場できるSTIバージョンと同じ。アルミボンネットまで付くお買い得車であります。打つ手無しという点からすれば日産も似たようなモノ。どうやら昨年末に投入した燃費改善策、お客さんから認知されなかった模様。デュアリスと新型エクストレイルの投入で挽回できるか?

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One Response to “3月も低迷”

  1. 【速報】3月速報!過去最高も伸び率は縮小。

    全国軽自動車協会連合会の調べによる平成19年3月の軽自動車新車販売台数 (新車新規検査台数,トレーラー等を除くナンバーベース) は, 全体で 279,629台, 前年同月比 1.0%増となり, 15ヵ月連続のプラスとなるとともに,月間販売台数の過去最高を記録しました。過去最高の販売台数を記録したんだから、もっと賑わろーぜ���(^^)伸び率なんて関係なーい(w全国軽自動車協会連合会…

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